こんにちは、かまちです!
先日、「Mac Book Pro」にVPS(バーチャル・プライベート・サーバー)を導入してウインドウズOSを使うようになったことを書きました。
とあるソフトを使うためなんですが2台でも手が回らなくなったので古い「Mac Book」を引っ張り出してきました。
2008年製の「Mac Book」です。
驚くほど分厚い!
このMacは「買取」の仕事をしていた時の買取品でその後、奥さんに譲ったものでした。
奥さんは、その後「iMac」を購入したのでずっと眠ったままになっていました。
Macでも使えるソフトなのでもしかして利用できるかもと引っ張り出してきたのです。
古い「Mac Book」でしたが最新Mac OSをインストールしていたのでかなり動作が重い・・
なので初期OSに戻そうと思って、サーバー経由でインストールしようと思うと・・・インストールができない!?
そうか、このマシンはDVDドライブ付きだから、再インストールするには、インストールDVDが必要なのか!
慌てて、部屋を探しまくるとありました、「Snow Leopard(10.6)」!
懐かし〜っ♪
なんとかインストールDVDを使うことで初期化インストールが出来、工場出荷状態に戻すことが出来ました。
やはり、古いのでちょっと操作の勝手は、違ったのですが使いたかったソフトは問題なく動作して、3台体制で回せる環境は出来上がりました。
とりあえず、一安心です。
メインMac、オールドMac、VPSと3台体制で一週間ほど運用していたのですが、、
2021年9月30日の0時前に突然、オールドMacに入れていたソフトが動かなくなり、リセットしても認証するためのログインができなくなってしまいました・・
翌日、ソフトの運営に問い合わせてみると他のお客様からも同じような問い合わせがあったとのこと。
なんでも「Macが古すぎて、認証局を有効に処理できなかった」とのことでした。
ナンノコッチャ。
たしかにこのMacでソフトのサポートサイトに行くと、SSLが無効になっています(新しいMacでは問題なし)。
ちなみにSSLとは、セキュリティを要求される通信を行うためのプロトコルです。
URLが「https://」のように「s」がついてるものが暗号化されているサイトになります(今は、大抵のWebサイトがこれです)
その後、サポートから連絡をもらい、なんと2021年9月30日で古いOSの「証明書期限切れ」の問題が発生していたことが判明しました。
案内されたサイトによるとHTTPS証明書の最大手プロバイダーの1つである「Let’s Encrypt」が古いルート証明書の使用を中止したらしいのです。
新しいコンピューターは問題ないらしいのですが古いデバイスでは、期限が切れたような問題が発生する可能性があるとのことでした。
ま、間違いなくそれが原因だわ・・
多分、使っているソフトの認証サイトが「Let’s Encrypt」によるHTTPS証明書を使っているため、利用できなくなってしまったんだと思います。
OSを最新にすればもしかして!と思ったのですがこの古い「Mac Book」には、次のバージョンの「OS X El Capitan 10.11」しかインストールできず、不具合も解消しなかったため完全に積みました
まさか、使い始めてタイミングでこんな事が起こるとは・・・
こんなことなら、早く使っておけばよかったよ、、、
コンピューターって、古くなるとこんな不具合が起きたりするんですねぇ。
勉強になりました。
仕方がないので「さくらのVPS」を3台目として2週間お試しで使い始めました。
今更、2台体制にも戻せないので背に腹は代えられないですね〜っ。