土曜ワイド劇場『超高層ホテルウーマンvs女ガードマン』プロットライターレビュー | 文才がなくても描けるドラマ脚本術

土曜ワイド劇場『超高層ホテルウーマンvs女ガードマン』プロットライターレビュー

土曜ワイド劇場『超高層ホテルウーマンvs女ガードマン ~99人が目撃した!

エステ・パーティで殺された女 赤と白に殺意のトリック!?~』  プロットライターレビュー



もう12月。街のイルミネーションがキレイですね~。 
StoryPuzzle の Shu です。
もう皆さんはクリスマスの予定をたてたのでしょうか?

今回の土曜ワイド劇場は、私が企画参加していた作品です。
エキストラ参加もしたのですが、観てみると米粒のようでした(笑)。



横浜にある超高層高級ホテルのセールスマネジャー、奈月(浅野温子)は客の要望
や苦情を日々処理している。
ある日、ホテルで美容業界団体の主催によるコンテストが行われた。
最優秀サロンに輝いた美容サロン経営者、節子(山本陽子)は夫で専務の義人(若林
豪)と笑顔で握手を交わす。
表彰式が終わりレセプションになり、節子の音頭でワインによる乾杯が行われた。
その直後、ワインを飲み干した節子の秘書、みどり(大竹一重)が倒れてしまう。
ホテルの警備主任、さくら(池上季実子)が救急車を呼んだが、みどりは病院に搬
送される途中で死亡。
死因は青酸化合物による中毒で、ワインに毒物が入っていたらしい。
実は節子に、コンテストを辞退しなければ死人が出るとの脅迫状が届いていた。
それを受けて万が一に備えていた奈月とさくらは、コンテストが始まる直前、会
場をうかがう若い女性を見ていた…。


いやぁ、自分が参加した作品のレビューは難しい
はっきり言って、冷静に観ることなんてできないです。
企画段階から変わった場所があるとチェックしてしまいますし・・・。
苦労したシーンはどんなふうに映像になっているか楽しみですし、その時のこと
が思い出されます。
どうやってもいつものようには観れないです。
しかし、副題でトリックまでばらさなくてもいいのでは?
そのあたりは「土曜ワイド」ですよねぇ・・・。

企画書で一番気に入っていたのは、母娘の想いが通じるローソクのシーン。
(残念がなら私が考えたのではないのです…)
この企画のテーマは「おもてなし」。
お客様のどんな要望にも応え、おもてなしをする。
この物語、単にパーティをセッティングするのではなく、お客様が心から満足す
るおもてなしをすること。
すれ違ってしまった母娘の心が通ってこそ、おもてなしは成功するのです。
だから主人公は娘の家にまで行って、彼女が本当は何を望んでいるのかを調べる。
娘と母親の思い出。停電の夜の出来事が二人の大切な思い出だったからこその演出。
企画会議の時に、「母親との思い出って何だ」と聞かれ「本を読んでもらったこと」と答えた私。
それがあそこまでドラマティックになるなんて…プロデューサーはさすがです!
本当はこういうことをライターが書かねばならないのですが。

ドラマとしては「土曜ワイド」のお約束? の突っ込みどころは多々ありましたが・・・。
リアリティドラマではないので、そこはご愛敬か。


ただ今Shuはドラマの企画参加真っ最中!
今回は、今まで以上に厳しい現場。
「ついてこれない場合は、その場でライター交代も覚悟の上で参加」が条件。
アイデアや設定など、とにかく出していかなければ1回で降ろされることも。
天才的にアイデアがポンポン出る人もいるし、文章を書くことが早い人もいる。
私はどちらかというと考えて書くタイプなので、下調べは欠かせない。
現場の雰囲気に圧倒されないよう、がんばるぞ~!


○今回のブログ『面白い/役に立った』と思われた方は、今すぐクリック

           ↓

      人気blogランキング






あいのり見てたら世界へ羽ばたいていきたくなった


シナリオ通信講座開校しました。

  ↓  ↓  ↓  ↓ ↓

☆★☆絶対最強シナリオ講座 ☆★☆

その他のシナリオ講座の資料を請求する