「どうしたら相手が気持ちよく決められるか?」

コピーライターのさわらぎ寛子さんが

伝えていた言葉です。

文章でもセールスでも指針にしていきたい言葉として

胸に刻んでいます。


先日、クライアントさんにある提案をしたときに、

「『相手が気持ちよく決められる』

ってこういうことが大事かも」

と思ったことがあるのでシェアします。



他のスタッフも含めてクライアントさんに

新しい施策を提案しました。


一通り話したあと、

同席していたスタッフから

「私も同じような経験があります。

たしかにな~と思いました」

表情や話しぶりから提案に

納得してくれたのを感じました。


詳しい体験も話してくれましたが、内容は割愛。

私としても、共感してもらえて

うんうん頷いてうれしい気持ちになりました。

その人から伝わってきたのは、

話に対する納得感でした。

「たしかに~!わかる~!

それなら、その施策も良さそう!」

そんな雰囲気を感じました。


共感してもらえたようにも感じましたが、

自分の想いや感情をわかってもらえた

というのとはちょっと違うなと思うんです。

「体験を呼び起こしたこと」が

納得感につながったと考えています。


提案の中で、個人的な体験談をお伝えしました。

それが「私にも同じ体験がある!」と

記憶を呼び起こした。

だから、自然と納得されたんだと思います。



「これはいいものだから、やりましょ!!」という勢いでもなく

「やらないとまずいです」という危機感でもなく..

本人の内側から「たしかにな」と湧き上がる納得感だから、

気持ちよく決めることができるんだと感じました。


決定権があるのは共感してくれたスタッフではなく、

クライアントさんの方にありますが

きっちり同意してもらえました!

新しいチャレンジになるので、

頑張っていきたいと思います!