昨秋、紀伊半島を中心に全国で死者82人・行方不明者16人を出した台風12号の上陸から、3日で1年となった. 朝日新聞社が仮設住宅での暮らしを余儀なくされている奈良、和歌山両県の被災世帯にアンケートしたところ、6割を超える世帯で帰宅や住宅再建のめどが立っていなかった. mbt ショップ 両県の応急仮設住宅計143世帯のうち、90世帯(62.9%)から回答を得た. 帰宅や住宅再建について具体的なめどが立っているのは31世帯(34.4%)にとどまり、過半数の55世帯(61.1%)はめどが立っていなかった.