芦原先生の愛車は、クラウン MS137で
あった。一時期は、クラウンを2台所有
されていた。
これは、第8代目の最高クラスのクラウン
で、1987年9月に販売が開始され発売と
同時に芦原先生はこれを即金で購入して
いる。直列6気筒エンジンは、最高出力
190ps/5600r.p.m.、最大トルク26.0kg
-m/3600r.p.m.を発生した。全域にわた
る高トルクが自慢の高級車である。
当時芦原先生は、メルセデスベンツの
SLを買うことも検討していたが、最終的
にはクラウンに決定したという話である。
その理由は、「芦原がベンツに乗ってい
るとお前らが、またいろいろ言うだろう」
というのが、一つの理由だった。
そんな事もあり、芦原先生がベンツが好き
な事を知っていた弟子が、芦原先生が支部
に審査に行った時は、芦原先生をベンツで
送り迎えした所もあった。
芦原先生は「やっぱりベンツは、のり心地
がいいなぁ。次はベンツを買うか!」と笑
いながら語っていた。