どうも雲です。だいぶご無沙汰しております。
※素人のブログなので情報はあくまで参考程度に。また、dysphoricな用語が出てくるかもしれません
タイトルの通りですが、SRS(子宮卵巣摘出)を受けられることになりました。
場所はタイのガモン病院で、術式は経腟の予定です。今年の夏に予約が取れました。
卵巣とホルモンについて
最近の事情で言えば、SRSをせずとも戸籍変更が認められるケースが増えてきているため、なんと胸オペもしない状態で戸籍変更をした人もいるとか。わざわざ100万近く払ってSRSをする人も少ないし、中でも子宮卵巣全摘出をする人はもっと少ないです。
たいていの人は卵巣をどちらも、もしくは片方残します。理由は卵巣まで全摘出すると体の中で性ホルモンを作れなくなり、一生外部からのホルモン摂取に頼る必要があるからです。性ホルモンが不足すると更年期障害の状態になり、骨密度が下がる、寿命が縮まるなど非常に悪いことばかり起こります。ここで注意したいのが「性ホルモン全体の不足」と「女性ホルモンの不足」の両方が考えられるということで、テストステロン注射を適切に打てば基本的にどちらも対処できるはずです。男性ホルモンを摂取するとそのうち少しは女性ホルモンに変わるからです。(外部から摂取すること以外はシス男性と同じです。)ただし特に術後など、女性ホルモンの量が変化したり不安定であったりすると女性の更年期障害の症状が起こることが考えられます。男性ホルモンと女性ホルモンはそれぞれ役割が違うので、完全に置き換えるということはできないのです。
私は今のところ卵巣を全摘出して一生ホルモン注射を打つ予定でいますが、ホルモン注射をきちんと打っていても更年期障害の症状が出ない保証は正直ありません。ここは情報が錯綜しているので、可能な限り医者に意見を求めますがその時になるまで確定はしません。なぜそのリスクをとってまで全摘出したいかというと、その臓器が体内にあるくらいなら寿命が縮まったほうがましだから。またホルモン注射が打てなくなったときのセーフティネットとして卵巣を残した方がいいという意見もありますが、私は女性ホルモンで生き延びるくらいなら生きない方がいいです。ホットフラッシュや気分の浮き沈みが出ると生活に支障が出そうなので、その都度ホルモンの量の調節は一生必要になります。この先ずっと医療機関や薬に頼らなければならない選択をするのですから決して軽いものではなく、避けられるなら避けるに越したことはないと思います。
術式について
あらためてdysphoricな用語を用いる可能性があることを注意しておきます。
術式は大きく分けて三つあります。あくまで少ししか触れませんがこの情報は調べるとすぐ出てきます。
- 開腹(abdominal): 昔はこれが主流だった。文字通り腹を切り開くため大きな傷が残る。回復の過程も過酷。値段は安い。
- 腹腔鏡(laparoscopic): 現在はこれが多いのかなという勝手な印象。開腹式と比べると大幅に傷も負担も少ない。腹部に数ミリの傷が点としていくつか残るが、何年も経てば気にならなくなるとの情報も聞いたことがある。日本でも行っている病院が割とある。
- 経腟(v/vNOTES technique): 膣から摘出を行うので傷が残らないとされている。日本でこれをしている病院は少ないと思う。(個人的にはひとつしか知らない。)
私はこの中で三つ目の手術をガモン病院で受けることを決めました。傷が残らないことが一番の決め手です。しかし大きな注意点として、手術が困難と判断された場合開腹式にその場で変更されるということがあります。その場合は差額分の料金は帰ってきません。傷が残らないからこの術式を選んだのに、開腹になってしまったら高額な料金を払った上に大きな傷が一生残ることになります。また回復期間も長いため予定より帰国が大幅に遅れます。絶対にそうならないように、膣にものを入れるトレーニング(ダイレーション)をしようと決心してグッズをアマゾンで購入したところです。トレーニング頑張ります。
おわり
というわけで現時点での状況報告でした。またなにかあれば投稿します。
また、以前の記事から写真を削除していますが個人特定を防ぐためですのでご了承ください。
ではまた。