どうも雲です。ご無沙汰しております。
実は胸オペを9月の頭に終えてから、性別変更の申し立てを提出していました。そして昨日、性別変更の許可が下りたことを知りました。
こんな感じの流れでした👇️
9月の頭: 胸オペ
9月中旬: 早稲田通り心のクリニックでファーストの診断書、アマラクリニック表参道でサインをもらう(セカンド)
9/20頃: 裁判所に書類郵送
10月の頭: 裁判所から手紙がくる。照会書の記入と、不足分の切手を同封して送れとのこと。すぐに送りました。
10/11: 特別速達をようやく受け取り、判決が出たことを知りました。特別速達は本人か家族が受け取らないといけないらしく、不在の時間にばかり届けてくるので2回も再配達の申請をしてやっと受け取れました。
最初に書類を郵送してから1ヶ月もかからなかったことになります。医者さんからは、改名の許可を出した時点でその裁判所に性同一性障害であることは認められているので、性別変更も大丈夫と聞いていました。本当だったみたいです。
再配達を2回も頼んでやっと受け取れたのですが、ずっと結果を気にして1日過ごしたあとポストに不在票が入っていたときは流石にガチギレしました。ふざけんな死ねと叫んで台パンし、大泣きしました。そして翌日やっと受け取れて、許可が下りたことを知ったときは飛び上がって喜びました。いつもは怒ったり泣いたり全くせず無表情なのですが…最近情緒不安定で自分が怖いです
はじめて生き様というか、生きていることを肯定されたような気分になりました。これでもう戸籍も怖くない、呪いから解放されたような気分です。僕を陥れるものは下半身の外見だけになりました。これまでは名前も性別もあったから、戸籍を絶対に見られてはいけないし見てはいけないものとしてずっと生きてきました。何をするにも戸籍の提出を要求され、何度身分証を破壊・偽造したくなったかわかりません。これのせいで色々なことを諦めなければならず、行動も制限され、生きる上での弊害となり続け、呪われたまま生きてきました。こんなもののせいで自殺しようとしたり、実際に死んでしまう人が出てくるんだから本当に許せないです。
もう性別欄のない保険証は不要になったんですね。むしろ性別表記のある身分証明書でも堂々と使えるようになります。生きてて正しかったんだとはじめて思いました。
お金を出してくれた親、支えてくれた友達、これまでの道を切り開いてくださった過去と現在のトランスジェンダーの人たちに感謝します。僕と同じように悩んでいる人たちも無事に性別変更ができますようにと祈っています。