どうも雲です。

 

昨日、LGBTQ+専用の相談をさせてもらいました。

若い人のための相談サービスです。そこで話して、やっぱり自分の中で定まっていることはあって…僕自身がそれをはっきり認められていないんだなあ、と思いました。

 

 

  口をついて出たこと

 

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両親が、性同一性障害なんてウソだと言ってきます。自信がないから他の人間を演じてるだけだと言ってきます。

本当にトランスジェンダーなのか確証が持てないです。

 

全然理解がない親なんだね…雲くんは、性同一性障害以外に何か思いつく理由があるの?

 
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いえ…思いつかないです(泣)

 

 

 


 

 

 

どんな自分になりたいと思う?

 
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周りに何を言われても、揺らがない自信を持った人でいたいです

 

それはどんな自信かな?

 
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堂々と自信を持って男として生きていたいです。何を言われても自分は男だって自信を持っていたいです。

 

 


 

将来どんな自分でいたいと思う?

 
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男性の輪の中で生きて、体によって制限されることがないといいなと思います。

シス男性との差を埋めるために、筋トレを頑張ってたりすると思います。

親戚の集まりがあっても、堂々と男として行けたらいいと思います。

 

 


 

 

 

 

 

自分自身、心のなかで本当は決心が固まっていることはなんとなくわかっていました。でもそれをちゃんと認めることが怖かったのと、周りに否定され続けてわからなくなっていました。

 

最近、「俺男なのにな…」とふと思うときがたまにあって、そんな考えが浮かんだことに怯えていました。

 

 

体の行動や反応を見ていたら、わかります。

体育の授業で男子用ロッカーを使わせてもらっていて、男女でキーの色がわかれています。自分が青のキーをもらえたことが嬉しくて嬉しくて、誇らしくてたまりませんでした。その青いキーを見せびらかしたかった。

 

バイトでもどこでも、「女性」として扱われると体が震えて動悸がして、どうしても訂正せずにはいられないこと。

 

相談のとき、雲くんと呼んでもらえたことが本当に嬉しかった。

 

胸オペのために、必死にバイトしていること。

 

たくさんの細かい行動を見ていて、僕は性同一性障害なんだなと改めてわかりました。

 

そしてはっきりと、男性として生きたいと思っていること。その決心は固くて、周りの人全員に否定されつつも、自分の中に依然としてあること。

 

そして多分もしかしたら、性自認が男性であるかもしれないこと。

そして確実に性同一性障害であること。

 

正直、聞かれた時に男として生きたいとはっきり口をついて出たことに自分でも驚きました。

そこまで自分の中で決心が固まっていること、今まで思ってもいなかった。

将来を想像したら、男性として生きる自分がハッキリ見えた。むしろそれ以外は一切想像できなかった。

そして将来と言わずとも、今だって本来なら否定をはねのけて男性として生きることが正しいと感じていること。

思ったより自分の中ではっきり覚悟が決まっていて、結論が出ていたこと。やっと気づきました。

 

 

 

  終わりに

 

 

私から見て、雲くんは既に覚悟が決まっていて、何を望んでいるのかわかっているように見えたよ。

 
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その通りなのです。でもそのことを認めてくれる人がなかなかいなかった。だから、初めて他人にそう言ってもらえてすごく安心しました。

ずっと他人の経験談やケースを見て、それと一致するかどうか突き合わせていた。それはすごく疲れるし、それでは自分の答えはわからない。

 

でもやっぱりそういうことでした。

僕は男性で、性同一性障害で、今も将来も男性として生きるということ。そうあるべきで、それ以外は一切考えられないこと。

 

相談に乗ってくださった方にとても感謝しています。

何を望んでいるのか、どう生きるべきなのかやっとわかったから。それに向けて全力で努力しようと思います。

 

※自己紹介のところ、ftxからftmにかえてみました。

 

ではまた。