どうも雲です。
昨晩勇気を出して親に話しに行ったのですが、まるで話が通じず、(精神的に)フルボッコにされました。
通称名への反対
入学までに何とか通称名の申請を間に合わせようと四方八方に電話をかけまくったのですが・・・
結局、親の協力が必要不可欠だと言われてしまいました。
当初の予定では4月の初めのほうに親に無断で医者の意見書を取り、通称名の申請書を出すつもりでいました。(これだと通るのが遅くなる)
大学のほうから、「親が手紙を書いてくれたらなんとか入学までに間に合うかも」と言われ、「どっちにしろ通称名の申請が通ったら親にもいずれバレるから・・・この機会に相談しておいたら?」と言われました。
そこで僕は一縷の望みにかけて親にこのことを話したのですが・・・
猛烈な反発にあっただけでした。反発だけでなく、いろいろ納得できない様子で怒り、自説を押し付けてきました。
僕が「こんなの自分の名前じゃない!」というと、「これがあなたの名前なの!あなたを産んだのも私だし、私がつけた名前があなたの名前なの!」とキレられました。
「私にとってあなたは花子(仮名)でしかないの!太郎(仮名)ってなんなの?何の名前?どっから来たの?」「あなたは花子(仮名)なの!違うとかじゃないの!それがあなたの名前なの!」だそうです。
「こんな名前見たくもない」と言うと、親は理由をひたすら聞いてきます。
理由なんて自分でもわからないです。本当にただ、自分のものだと思えないし、邪魔にしかならない。
以前病院でフルネームを呼ばれてしまい、僕が立ち上がると近くにいたおばさんがこっちをジロジロ見てきました。(偶然かもしれませんが・・・)パスできていたなら嬉しいけれど、名前のせいで邪魔されるのは本当に嫌でした。
キャラを演じてるだけでしょ?
親に本当にこう言われました。「今までの自分が嫌だから、別の人になりきろうとしてキャラ演じてるんでしょ?現実逃避してるだけなんでしょ?」
「医者もカウンセラーも患者が言うことを肯定するのが仕事なの、だからあの人たちは無責任に性同一性障害とか言うの」
「あんたは今思春期が来たの、だからそうやって一時的に迷ってるだけなの」
「友達(ftm)の影響でしょう」「将来おばさんになって目が覚めたら、何やってたんだろうアタシって恥ずかしくなるわよ」
「トランスジェンダーのキャラなんて演じたって、生きづらいだけでしょ?もうそのキャラ演じるのやめたら?もとのキャラに戻したら?」
正直すごくキモかったです。
精神的に疲弊しきっていて、とんでもないことを言われているはずなのにそれが正しいんだか間違っているんだか判断がつきませんでした。
ふざけんなと言ったら、こっちのセリフだと返ってくる。とにかく早く解放されたかったです。
自分でもわからない
自分でも何が正しいのか全然わからない。一つ言えることは、何かのせいでものすごく生きづらい。死にたいと頻繁に思うくらい生きづらい。
どうやって生きたらいいのかわからないと言ったら、親には「毎日ちゃんと生きてるじゃない。食べるものも寝る場所もあって大学にも行かせてもらえるんだから、なんの不満があるの?」と言われました。
将来生きているかどうかわからないと言ったら、「将来が不安なのはみんな一緒だから」と言われました。
なんかもうひたすら埒が明かないです。話すだけ無駄でした。
答えを探すために
親がどうとかではなく、まず自分の中で明確に答えを出す必要があると思いました。それがなによりも一番先にやるべきことであって、診断書とか治療とかそういうことは後からやるべきでした。
僕自身わかっていないのに、親を説得しようだなんて甘かったです。
本当に性別違和は一時的なものではないのか。一体なぜ、急にそう感じるようになったのか。この莫大な生きづらさは何なのか。身体的治療で解決するものなのか。この先どんな性別で生きていきたいのか。
今はただ生きづらさに飲み込まれてしまっている状態で、なにも現状を把握することができていません。
取り敢えずあと数年はこの状態で生きることを頑張ろうと思います。それでも変わらないことを見せれば、親も少しは納得するかもしれません。埋没もできなくてつらいので、大学にちゃんと通えるのかもわからないですが。
それではまた。