イサムの作品は私を黙らせる。

肚(ハラ)にくる。



作品の実物を目の当たりにすると、

そこから何かが泉のように湧き出し、

空間に動きをもたらしているのがわかる。



晩年のほうの作品は、

禅庭のように、

ひとつひとつが宇宙感を内包して、

物理的な働きかけよりも

空間の感じ方を変えてしまうような、

そんな在り方でした。



肚で石と対話する、

そういう深さを感じて黙ってしまう。

頭じゃなくて肚で受けとめる、

そんな展覧会でした。




展示会場のレイアウトも作品の生命力をそのまま活かすような素晴らしい展示の仕方だったと思います。スタッフの皆さま、ありがとうございます。