米国に来て、度量衡の数字の単位が違うのは有名なので、そんなに気にならなかった。

世の中がマイル・フィート、インチ、ガロン・オンスで出来ているから、それに慣れればいいし、変換しなくても困らない。

ただ、機械関係の仕事をしているので、精密部品の図面がインチ表記なのは正直辛い、というか0.00001インチとか

0の数を間違えそうなので、ヒヤヒヤする。

 

さて、ドイツにいた頃、一番衝撃だったのが、数字を区切るカンマ(コンマ)、ピリオドの使い方の違いである。

これは世界共通だと思っていたので、ドイツに行ってから違いを初めて知り、驚いた。

 

例えば、こんな感じ。2500.15(二千五百てん一五)を表したい場合…

【日米の場合】 2,500.15 

【欧州の場合】 2.500,15

 

Excelもデフォルトで地域の設定になっているので、

日本とやり取りするときにはいちいち変えないといけなかった。

 

世界は広いと感じた時だった。

 

小数点の使い方の違いについては、Wikipediaにも記載があった。

フランス式とイギリス式の違いがあるそうだ。