8年くらい前に、NHKで
「真剣10代 しゃべり場」という番組があって、
私はなぜかコレにすごくハマっていた。
10代の男女が15人くらい出演して、
スタジオでひとつのテーマに沿って議論する、というもの。
レギュラー10代15人に対し、大人ひとりがゲストで登場し、
毎回、熱く語り合う。
楽しみに見ていたのは最初の2年間くらいで、
2006年に番組終了したのも知らなかったんだけど、
嵐のファンになってから、たまに思い出す回がある。
ひとりの女の子が出した、こんなテーマがあったのだ。
「私は、嵐の松本潤君が好きです。
本気で恋しています。
私の夢は、松本潤君と結婚することです。
こんな私は、変ですか?」
あのころ、嵐はデビューして2年になるかどうかというあたりで、
私は、嵐のことも松本潤君という人のことも
知ってはいたけど、「ファン」ではなかった。
(のちに、こんなに熱狂することになるなんて、
夢にも思わなかった……
あのときの私に知らせたら腰抜かすだろうな~)
しゃべり場で、その女の子は、
かなり叩かれた記憶がある。
「芸能人なんて、しょせん、作り物」
「会ったことも話したこともないのに
そんなのは本当の恋じゃない」
などなど。
うろ覚えだけど、たぶんそんな感じだったと思う。
あのとき、それを見ていた私はどう思っていたか?
残念ながら、忘れてしまった。
ただ、その女の子の顔は、ものすごく覚えている。
ホントに、恋してる女の子の表情だったから。
思い出すたび、今はこう思う。
当時の嵐は、今よりもまだもう少し、
ファンにとって身近な位置にいて、
松潤と年齢も近いその女の子が、
「本気で恋している、結婚したい」
と思うのは、ぜんぜん不自然なことではないのではないか?
私が今、もし17歳くらいで、独身で、彼氏いなくて、
相葉ちゃんともそう年齢が変わらなくて、
今くらい相葉ちゃんのことが好きだったら、
「相葉ちゃんとつきあいたい。
そのために、私も芸能人になる!」
くらい、思っちゃっても当然じゃないだろうか?
芸能人は無理だとしても、
メイクさんを目指すとか、裏方でもテレビ局に勤めるとか、
「芸能人(相葉ちゃん)と知り合える仕事」に就けるように
真剣に取り組むんじゃないかと思う。
実際「芸能人と会える仕事」に就けたとしても
そうそう「知り合い」になれないって、
オトナになった今では悟ったふうなことも思うけど、
それでも、何もしないよりは、絶対に近づける。
チャンスなんて、本当にどこにころがっているかわからないし、
欲しいものは自分で取りに行かなきゃ誰も運んできてくれない。
あの女の子、今はどうしているのかなあ。
今も松潤のこと、結婚したいくらい好きかな。
「結婚したい」夢にむかって、彼女は何をしただろう?
「アイドルと結婚したいって、変ですか?」
変じゃないです。
そして、それも「本当の恋」だと、
私は思うよ。