ちょっと呟きたくて。
COVID-19
新型コロナの正式名称
(写真=米国立アレルギー・感染症研究所)
パンデミックにならないように
願わずにいられない
医療従事者たちは常に最前線にいる
医師、コメディカルは直接患者と接する
自然と感染リスクが高い位置づけになる
発熱外来
トリアージは患者が病院に
一歩踏み入れた時点で
最初に対応するコメディカルが行い
医師へとつなぐ
発熱がある患者の入り口は
特別に設けてはいない
あったとしても断られるからと
医師と対面して初めて熱があると告げる
患者もいる
コロナへの不安がそうさせるのか
国への不信感がそうさせるのか
現場では毎日
「ここでは検査ができない」と
伝えなければならない患者がたくさんいる
保健所に連絡しないまま来院する患者
日本語がわからずどこにも相談できないと
来院する外国籍の患者
主幹病院であるはずの公立病院でさえ
担当する医師が足りないと患者を受け入れられず
溢れた患者は何件も病院をはしごする
地域任せ、現場任せ
日々変わる国の指針
感染症ガイドラインも意味をなさず
ただの紙切れとなって閉じ紐でくくられたまま
いつ何があってもおかしくない
現場の医師はそう口々に警鐘を鳴らす
世界での感染者数が60万人を超えたと
報道されているが
これからピークを迎えるであろう国々が
まだあることを忘れてはいけない
そのなかに日本が含まれていることも
危機感が少しでも伝わればいい
終わりのない感染予防に
疲弊している現場の声を届けたい
語弊はあるが
院内感染が起きるまで
休まず働かなければならない
過酷な職種だと
今回、改めて感じた
2020/3/28

