皆さま、体調管理は万全ですか?
これから過ごしやすい季節になりますが
油断されませんように。食べすぎと、寝冷えに注意してください。
突然ではありますが、
私事のご報告をさせていただきます。
先週初め下腹部に違和感を覚え
婦人科に受診。
長年懇意にさせていただいている先生で
いつも息子の愚痴を言い合っていたりした。
診察になり、その会話は医者と患者に変わり
超音波をする先生の手が今までと違う
念入りに内診しながら、自分にかける言葉を
選んでいる様子が伝わってくる
内診台を降りて先生の隣に座ると
今までは撮った超音波の画像を見せながら
『ここがどうで、ここは大丈夫で・・・』などと
気楽な診察をしてもらっていたのに
この日は少し違っていた
『卵巣が腫れているいるからMRI撮りましょうか、造影で。』
作り出されるカルテの問診票
そこに入力される病名を確認して、一言伝えたみた。
「先生、悪性の疑いがないと保険厳しいですよ」
クルンと振りむくと、大きな声で
『・・・本人いたら、なかなか入れられないから!!!』
っと、涙目で言い訳していたのがなんだか印象的だった。
そうして入れ直してもらった病名は
『卵巣がんの疑い』と『子宮がんの疑い』
この時点で、ほぼ悪性が確定したのと同じ
何人もの患者さんを診てきたから
よくわかる。。。
その日の午後、委員会で婦人科の教授と同席したので
今後お世話になるご挨拶をしておこうと
事の経緯を伝えたところ、検査をすべて前倒しにしてもらい
三日間の間に入れられるだけの検査を入れていただき
9/25の診察を迎えた。
長年、婦人科の保険請求を担当しているので、
ある程度はわかってしまう。だからストレートに話してくれる
それでも言葉を選び、隠すことなく話す内容を
素直に聞いている自分がいて、一つ一つ
画像がカルテに添付されていく様子をただじっと見ていた。
カルテ記入がある程度終わるとそれまでの口調が変わり
『診断結果を伝えるね、』と、
久々に聞いた真面目な声にピンと背筋が伸びた
その診断結果は
子宮体がん・もしくは卵巣がんS4、肝転移
腹膜播種・胆管浸潤疑い
卵巣がんならば、自覚症状が出た時は
末期か、もしくはかなり進行したものになると
ネットにも書いてある。
まさに読んで字のごとし!
その通りになっていることにもびっくり!
自覚症状は、受診するまでまるでなくて
年齢による更年期か、不正出血は度々あったので
気にもしていなかった。
腹水も少し増えてきて、悪性特有の血栓もある様子
昨日から血液サラサラにする薬を飲み始めて次回採血結果で
増やすか、点滴か決まるらしく
十月は、受けたことのない検査をたくさん予約されていて
中旬にうまくいけば手術予定とのこと。
普通は・・・手術しないのかもしれない腹膜播種・・・
おなかの中にいっぱい散らばっているがん細胞
だけど、体力のあるうちに取れるものは取るからと
婦人科では約束してくれた手術。
それだけでもありがたかった・・・
今も、特に症状は無くて
しいて言えば、お腹が張るくらいで
後は、圧迫されているせいか尿が近い?
それ以外は全く普段通りで、病気なんだってことを
忘れてしまいそう・・・
日々成長してしまうお腹の中
制服がギリギリで、すぐにでも着られなくなりそう!
長くなりましたが、そんなこんなで、
しばらく療養させていただきます。
何かあった時は同僚にこの場所でお伝えできるように
ブログを任せようと思っています。
そうならないように、嵐さんを見届けられるまでは
必死に生き抜きたい!
これからまだ治療がやま積み、弱音を吐きに来てしまうかもしれない
お話を読みに行ってしまうかもしれない
治療経過を書いてしまうかもしれない
その時にならないとわからないけれど
ここで過ごしてきたことは、どれも楽しかった
たくさんの人に巡り合えてよかった
皆さんに助けられて嵐さんと一緒に楽しめたこと
忘れません!!!
辛気臭くなってすみません!
ですます調もなってないし、お恥ずかしい限りですが
ご了承ください!
以上、
新月

