「おっ？もう始まったか・・・今年も華やかだ」
ひとしきり、夜半に咲く美しき華を愛でる
赤に黄色に紫、ピンク
緑に青・・・
美しいな、日本の夏は・・・
最後の大玉が打ちあがると
遠くで歓喜の声が聞こえてきた
2年前の今日も,昨年も
慌ただしくすぎていった花火
毎年少しずつ
距離が縮まっている気はする
ただ、それ以上が難しい（笑）
潤は気にするなと言うが
やはり言葉を選んでしまう
意図しない思惑が相手の思考を
左右してしまったらと思うと・・・
やっぱりね。
それでも、変わることのない
二人の時間が
今はただ・・・愛おしく思う
綺麗な夜空を見ることよりも
誰と見るかでその価値は
全く違ってくる
最近特にそう思うようになったのは
歳を重ねたせいか
それとも・・・
自分の気持ちがそうさせているのか
いずれにせよ、翔君の顔を見るたび
ザワ着く心臓が全てを物語る・・・
今夜は珍しく張り切り過ぎるほど
空回りをする我が家の
イベント隊長は仕事の都合で
帰ってこない
過去にも同じようなことがあったが
なんとか言いくるめて
変更したって得意げに話していたっけ・・・
今年はどうしても断れなかったと言うわけだ
翔くんも、責任ある立場になったということかな？
天気にも恵まれて
あっちでも、こっちでも
奇麗な花火が上がっていた
音が後から聞こえてくるのが
何気に好きかも・・・
でも、あれだな・・・
去年一緒にやった
線香花火も趣があってよかったかも
おっかなびっくり持つ翔くんの顔が
おもしろかったし・・・
帰ってきたら、一緒にやろうって
誘ってみようかな？
ピコンとラインが鳴る
がっくり肩を落とし
しょげているスタンプ
翔くんらしい・・・（笑）
今一人 夜半に華咲く
永久の月かな
早く帰って来いよ・・・
翔…くん
来年、また一緒に花火を見よう
一緒に・・・
やまや～！！！
今年もこちらからご挨拶させていただきます！
楽しい企画をありがとうございました！
読みに伺う場所が増えて、増えて
大変ですが、ゆっくり楽しませていただきます！