赤い蕾が花開くまで
あと幾度白い景色を目にするだろう
芽生えた新たな感情は
目の前の風景まで違ってみせた
何の気なしに過ごしてきた時間
相手の鼓動に耳を傾け
息遣いを合わせ
その存在を全身に刻み付ける
心地のいいものだと思った
ふと、視線を向ければ
自分と同じような顔をした
君が僕を見ていた
同じ時を刻むって・・・
幸せな気分にさせるものだと
あの光景を見た後から
感じるようになれんだ
今を生きろと
そういわれている気がした
僕は決心したよ
次に目が覚めた時
白い景色に変わっていたら
君に伝えたいことがある
今の君と同じ顔で
君を見つめている意味を
その時まで・・・・
理解していることを願ってる
朱い蕾が花開く頃
君と一緒に見られることを
夢見よう・・・・


