つい三日前のことだった
顔面ひきつった翔から一枚の封筒を手渡され
何も言わないで受け取れって・・・
強制的に押し付けられて
帰ってから見て・・・・っていうもんだから
見たよ・・・
今日は前から約束してて
一緒に帰ってそのあと・・・俺の家で遊ぶって言ってたから
もちろん、帰ってから見たよ、すぐ!
翔の目の前で(笑)
慌てて奪い返そうとする翔が面白くて・・・
暫くじゃれあっていたら
思いのほか強く押されたせいで後ろに倒れた拍子に
机の角に頭をぶつけた
何を言っているのかわからなかったけど
真剣な目で俺を見ている翔がまたかわいくって
思わずキスしそうになったところまでは覚えているんだ
で・・・・
なんで俺らは真っ裸で寝てるって話で
俺の腕枕ですやすや眠っている翔と天井を見比べて
少しずきずきする頭を触りながら考えてみた
どうしたってこのシチュエーションは事後のわけで
そんでもって・・・・俺はちっとも痛くない
ってことは翔を抱いたってことでいいんだよな・・・
心なしかヘソの辺りがカピカピしている気がするし
その・・・残骸らしき湿り気も感じなくはない
うっすらと首筋に浮かぶ赤いあとは・・・
きっと俺が夢中でつけちゃったんだろうし
・・・・・・・・・・・。
白いな。
翔の肌って・・・・・
まじまじ見れば見るほど、きれいな寝顔で
鎖骨のくぼみがこれまたエッチっぽくて
最中はきっと気持ちよかったに違いないのに
全く覚えていない・・・・
そんなもんなのか?セックスって。。。。
いや、そんなわけない!
自分でしたって多少の快感はある
ましてや好きな相手だ、それ以上じゃなきゃおかしいだろ??
むくれてきた自分に手を添えてみれば
それだけでピクリと反応するモノが存在するし、感触もある!
なのに、翔の中に入った感触が全く思い出せないなんて
「・・・・・はぁ~~~」
思わず大きなため息が出た


