「あなた、今・・・どの辺りにいるのかな?(笑)」
スーツケースに大量の荷物を詰め込み
最後のチェックを終わらせる
カラカラと小気味よく回る
地球儀を眺め
あなたのいる空を思い描く
一人の時間はたくさんのことを
考えるのに十分すぎるくらいで
それでも決して脳裏を離れなかった
あなたの…
華奢だけど広く大きな背中
その背中を
今日、僕は抱きしめに行く。
やっとだ・・・(笑)
近くにいるだけでは
いずれ壊れていたかもしれない
不確かな関係も
離れてみて初めて感じる
感情に正直戸惑った自分がいて
こんなにも、あなたの存在は
大きかったと・・・・
再認識できてよかった
僕のいない時間を
あなたはどう過ごしたのか
再び会えたのなら
じっくり聞いてみたい
僕の大切なものはすべて
そこに残してきたから
少しでも僕を感じてくれたのなら
上出来だ・・・(笑)
うぬぼれでもいい
あなたは、きっと僕が
大好きだろうから
・・・受け入れてくれるよね?
あなたが残した
挑戦状は胸のポケットに
大切にしまってある
いま・・・行くよ
あなたの隣に・・・・・
荷物・・・・入りきるかな?


