あれから・・・どの位たっただろう?
松潤がきっかけで自分はかなりのやきもち妬きと
判明した。
その松潤が静かすぎるのが気味悪い
ただ・・・・
翔くんへ向ける視線が
前ほど気にならなくなっていたのは事実で
どちらかと言うと・・・俺と目が合うことが増えたのも事実
その理由がわかるまではまだ少し時間がかかったんだけどね
翔くんと俺は・・・・相変わらずの距離感(苦笑)
いつもの場所でまったりとした時間を過ごす
柔らかい唇の感触は・・・いつも頭の片隅にこびりつき
機会あらばと、その隙を伺っている
そんな俺の気持ちに気づくことなんかないくらい
真っ直ぐな瞳で見つめる翔くんが・・・・可愛い
おまけに・・・・イケメン(笑)
「・・・・・なに?なんか楽しそう」
俺の顔を覗き込みながら見せる
眩しいまでの笑顔・・・俺の大好きな笑顔
「・・・・ん、楽しいよすごく」
もう一度、大好きな翔くんの顔を瞼に焼きつける
そっと目を閉じて
あぁ~・・・・いい。
イケメン・・・・大好きな顔だ
ふふふっ、
相変わらず美味しそうな・・・・くちびる💛
ゆっくり・・・・目を開けると
目の前にドアップの翔くんの顔!!
「・・・・!!っうわ、どした!」
思わず仰け反ってみたものの・・・体制が不十分で
そのまま、後ろに倒れ込む・・・・
「あっ、さ、智くん!!」
咄嗟に支えようと腕を伸ばす翔くんにしがみ付き
気づけば翔くんを真下から見上げていた・・・・
あぁ・・・・この角度、最高だな
顎から・・・・喉もとのラインがたまんない・・・・・
「さ、智くん・・・大丈・・・夫?」
あぁ・・・・その声も
少し掠れてて・・・・・最高
もっと・・・・近くで聞きたいなぁ~
そんな俺の考えを感じ取ったのか
トロンとした目つきに変わる
何やらモゴモゴと言っていたけど
俺には・・・・聞こえない
翔くんの口元から・・・・目が離せなくなっていたから
そんな翔くんが・・・・・ゆっくり降ってくる
あと少しのところで手が届きそうだったのに
・・・・・・・・翔くんの動きが止まった。



