我が宿りし主は
先代の式使いにより受け継がれた御霊
契約の継続する限り側で仕える
・・・・・・・・・。
人の子よ・・・・愛とはなんぞ
我が主の周りに纏うおおらかな光は
彼の君により倍増する
光眩しく共鳴するそのオーラは
我が心をくすぐる
慈愛に満ちた我が主の笑みは
我をも心地よくしてくれる
その光にしばらく包まれていたいと
思うことは・・・・幾度となく再生を繰り返してきた
我自身にとって・・・・・初めての感情であった
それが・・・・愛と言うものなのか
彼の君・・・・・
もし・・・・我が主がそなたを望み
その願いが成就したとき
先代との契約が終わる
必然的に・・・・我が主との契約も終わる
我は自由を手に入れられる
が、しかし・・・・
契約がこのまま続くことを願ってしまう我がいる
不思議なものだ・・・・意志を持ち
仕えることなど今までに無きこと
この想いが・・・・痛みが・・・・
永遠に続くことを望んでいる・・・・・
彼の君どうか今のまま我が主の元に留まり給え
我が主の思いに気づく事なかれ・・・・・
切に・・・願う
切に・・・・願う

