文月(ふみづき)~雌黄短冊






俺の日課・・・

楽屋に入り大野さんを見つける
その横に座り軽くボディータッチ
いやな顔することなくふんわり
優しい笑顔。

あぁ、今日も頑張れる・・・

ゲームに熱中しつつ呼吸を感じる
視線を交わすことなく次に何を
するべきかが自然と身に付く

時々貰う
何気ない大野さんからのサイン

・・・ニノ、甘えていいよ
 今なら俺空いてるよ(笑)・・

そう言われている気がするときは
迷わずあなたに触れる

ニコニコしながらされるがまま
全てを受け入れてくれる
包容力・・・

あなたと皆の違い

そう、いつでも、どんな時でも
優しく包み込んでくれる
帰れる場所を作ってくれる

本当の俺を
一番理解してくれている
だから口にしなくても伝わる
あなたからの温もり

大野さん・・・
あなたに出会えて俺は変わった

人との距離も上手く
とれるようになったよ

言いたいことも飾らず話せる
ようになったよ

そして
何より自分を好きになれたんだ

だから俺は誓ったんだ

この先何があっても
あなたは俺が守るって・・・
この身を持って全力で守るって
あなたと一緒にいられる
この嵐(場所)を絶対に
守るって・・・




もう少しだけあなたと同じ
夢を見させて
もう少しだけあなとを
近くで感じていたい

俺の心のオアシス

大野さんへ
  
     二宮 和也


妄想Letter編