翔くん・・・・
何度も心の中で呟く名前・・・
急に大野さんって呼ばれたとき
僕が同じようなことをした時の
翔くんの想いが痛いほどわかった
何もなかったように接したのは
僕・・・
そう望んだのも
僕・・・
君の思いに応えられなかったのも
僕・・・
君から逃げたのも
・・・・・僕
解放するのは形だけ
心は叫び声を上げている
君への思いで荒れ狂っている

意地っ張りな僕は
それを君に覚られないように
必死に抑えつける
その結果・・・・
一番大切なものを
見失っていた
君の心・・・
僕の心・・・
他の誰かに縋り君を思い出さないように
時間をやり過ごす
君が僕に触れた瞬間のあの甘美な疼きは
その後、誰からも得られることはなかった
今さらながら・・・・
君以外に僕を狂わせる人は
いなかったんだ
君の声を聴けば
君の体温を感じれば
君の気配にだって・・・
僕は反応する
君の存在は・・・僕にとって
特別なんだと
改めて思ったよ
君が・・・僕の全てを望んでくれていたなら
僕の心に触れてくれていたなら
違った関わりを持つことができたのかな?
僕は・・・君の選んだ事を受け入れる
仲間としての距離を決して超えないように
きっと・・・時が過ぎていくごとに
君をきれいな箱の中にしまっておけるように
なるから・・・・
ソファーに落ちた雫は誰の目にも触れることなく
綺麗に表面を伝い絨毯に消えた
君に・・・この想いが届くことはないだろう
君に心配かけないように
君が後悔しないように
笑い方・・・覚えるよ
「翔くん・・・」
何度も心の中で呟く名前・・・
急に大野さんって呼ばれたとき
僕が同じようなことをした時の
翔くんの想いが痛いほどわかった
何もなかったように接したのは
僕・・・
そう望んだのも
僕・・・
君の思いに応えられなかったのも
僕・・・
君から逃げたのも
・・・・・僕
解放するのは形だけ
心は叫び声を上げている
君への思いで荒れ狂っている

意地っ張りな僕は
それを君に覚られないように
必死に抑えつける
その結果・・・・
一番大切なものを
見失っていた
君の心・・・
僕の心・・・
他の誰かに縋り君を思い出さないように
時間をやり過ごす
君が僕に触れた瞬間のあの甘美な疼きは
その後、誰からも得られることはなかった
今さらながら・・・・
君以外に僕を狂わせる人は
いなかったんだ
君の声を聴けば
君の体温を感じれば
君の気配にだって・・・
僕は反応する
君の存在は・・・僕にとって
特別なんだと
改めて思ったよ
君が・・・僕の全てを望んでくれていたなら
僕の心に触れてくれていたなら
違った関わりを持つことができたのかな?
僕は・・・君の選んだ事を受け入れる
仲間としての距離を決して超えないように
きっと・・・時が過ぎていくごとに
君をきれいな箱の中にしまっておけるように
なるから・・・・
ソファーに落ちた雫は誰の目にも触れることなく
綺麗に表面を伝い絨毯に消えた
君に・・・この想いが届くことはないだろう
君に心配かけないように
君が後悔しないように
笑い方・・・覚えるよ
「翔くん・・・」
