智くん・・・・

本当のあなたを抱きしめたい






夢じゃないことを確かめたい


智くん・・・

何度でも言うよ

愛している・・・・


智くん

愛している・・・・


あなただけを

愛している・・・・









翔・・・・


その腕にすがってもいいの








俺には翔の未来は叶えられない

それでもその手を取っていいの?

俺にその資格はあるのかな?




どうしたら・・・


幸せにできるのだろ翔・・・君を




見つめ合い絡み合う視線の先に

二人の望むものが持ち受けているはず



泪で霞むお互いの顔が

見えなくても・・・愛しさで

溢れていく


手を伸ばせばすぐそこにあった幸せを

随分と遠回りしてしまったね




智くん・・・

俺は今・・・この上ない幸福感で一杯だよ

どうやったら伝わるかな

これから乗り越えなくてはいけないことが

あっても・・・一人じゃないから

隣にいるあなたを心に身体に感じて

乗り越えていけるなら



何も怖くはない



あなたで満ち足りた心がこんなにも

俺を変えていく






愛している


何度言ってもいい足りないくらい

愛している


智くん・・・あなたに誓う

俺の未来はあなたとともに









翔・・・

君だったんだね






ずっと俺の心にいてくれたのは

君でよかった・・・・

君がまたこうして巡り会わせてくれたんだ

君の変わらない想いが




俺の中の「君」に逢わせてくれた



あの時の俺はもういない

前を向いて君の幸せだけを願う

君のその笑顔は俺が守るから


翔・・・また俺を見つけてくれて

ありがとう・・・・

・・・愛したい

翔・・・

君を感じたい


翔・・・・


翔・・・・


翔・・・・


「しょ・・・・」


名前を呼ぶことは叶わなかった

君の熱い思いで塞がれてしまったから・・・(笑)




想いの全てを込めて

あなたに・・・


君に・・・・

捧げよう





欲しかった温もりは熱を持ち

二人の心に火をつける



熟れた唇に指を這わせその熱を確かめるあなた・・・

迎え入れるように指先にシタを絡ませ

あなたを煽る






潤んでいくその瞳には俺だけが映っている

俺だけしか映っていない

その意味をあなたはわかってくれるかな



誰にも邪魔させない


今は俺だけを見て、感じて欲しい


すぐにでも抱きつぶしてしまいそうな衝動を

必死に抑える


あなたをゆっくり感じたいから

あなたが焦れるのを待つのは嫌いじゃない



あぁ、またこうしてあなたを抱ける

智くん・・・


最高だよ・・・離したくない

もう二度と・・・・






長く・・・甘い夜が続く