初めてさ 君と出会って
時間は止まったままで

 
もう二度 会えないの?

心が君を求めている


抜け殻だよ・・・

出口のない迷宮の中を彷徨っている


さよならは終わらない季節てらした

求めても求めても届かないけど

風に散った夢のようさ


運命がこの恋の行く手を塞ぎ

赤い糸 引き裂いてしまったとしても

君の記憶は消えやしない





初めてさ 君と出会って

生まれた意味を知ったんだ


巡り合うこの奇跡に

鼓動が空に響いたのさ



抜け殻だよ・・・

君のいない迷宮の中を彷徨っている

 

浮かんでは消えてゆく 君の幻

手を伸ばし追いかけて抱き締めるけど

砂のように壊れてく・・・



僕だけの君でいて 他にはなにも

いらないよ そばにいて離したくない

せめて夢の中だけでもいい



一人流した涙の轍に 冷たい風が吹く



浮かんでは消えていく 君の幻

手を伸ばし追いかけて抱きしめるけど


砂のように壊れてく.....



さよならは終わらない季節てらした

求めても求めても届かないけど

風に散った夢のようさ



運命がこの恋の行く手を塞ぎ

赤い糸 引き裂いてしまったとしても

君の記憶は消えやしない

 

※果てない空

  (カップリング曲 maboroshi より)









「ねぇ・・・智くん」


  



「ん?なに」


  
  

 

「このさ、PV撮ってるとき・・・・何考えてた?」

「なにって?」

「ん?別れの詩なわけじゃない、内容的にさ・・・」

「あぁ、そうだっけ?そんな詩だった?」

「だからさ・・・

どんな風に感情移入したのかなって・・・」

「・・・・・何も考えてなかったかも?なんで?」

「俺は・・・智くんを思いながら歌ったんだ。詩がさ、リアルだったから」

「・・・・・ふ~ん、そうなんだ。
俺は・・・別れの詩には思えなかったけど?」

「えっ?じゃぁなんて思ってるの?」

「ん~・・・始める前に諦めてる感じの恋?かな・・・」


・・・・・・そうなんだ

以外だった。

智くんがそんな感じで解釈していたなんて
そうだよな・・・

そう言われればそんな気がしなくもない




「まるでさ、誰かさんみたいって思った(笑)」




「誰かさんて・・・誰よ!!!」



俺以外に智くんが気になってた人でもいたのぉ~?(焦)

 


「んふふっ、俺は始まる前に諦めるの嫌だからさ
だからこうして誰かさんと一緒にいられるんだけど・・・
ヘタレのお前が言えないこと

先に言ってやったんだから感謝しろよ!

あぁ、できれば

行動でで示してくれてもいいけど(笑)」


 



「えっ?・・・さ、智くん」



「気が変わらないうちだけど?どうする?」




そ、そんなこと選択するまでもない!

こんな展開になるなんて思ってもいなかったから
なんだか・・・たまにはこんな話しもいいかも(嬉)


のばした腕を
智くんが優しく包み込む
外の寒さが気にならない程
ここは温かで優しい光に包まれている

maboroshiなんかにするものか!

絶対に!