俺の腕の中で微睡む愛しい人
見ていてずっと飽きない
何度愛しても足りないよ
毎日贈ってくれるって
それって・・・最高じゃん(喜)
幸せの絶頂にいる俺・・・
二人には感謝している
「サンキューな・・・」
ひと肌がこんなにも心安らげるものだったなんて
今さらながら感動している
智くんならではなのかな?
他じゃきっとそうは思わないのだろうな
素直にうれしいよ俺・・・
でも、時々不安になる
俺は必要とされているのだろうか
智くんにとって本当に特別なのだろうか
多くを口にしないひとだから
「ふふっ、そんなこと言っていたら半殺しだな
あいつらに・・・」
そうだ、あの二人の大切な人を
俺は奪ってしまったのだから
その分も智くんを幸せにしなくては
ふと、ニノから送られてきたメールを
思い出した
当日に画像を見てと
確かそんなメッセージだったはず
ベッドサイドに置いてあるスマホを手にして
送られてきた画像を開く
「あぁ・・・・」
思わず息をのんだ
そこには・・・・
見たこともない表情の智くん
ニノ・・・
添付のメッセージがあった
『・・・おめでと、
今頃よろしくした後ですかね?フンッ
これはあなたからの電話に出ているときの
大野さんの顔です
あなたにしか見せない顔です
もしかしたらあなたにも見せない顔かもしれません
貴重な笑顔です
この笑顔にずっとさせてあげてください
わかりますか?
それが俺等から大切な人を掻っ攫っていった
あなたの使命です。
無意識下の微笑に勝るものなし 以上!』
最高だよ、ニノ
かっこいいなお前ら・・・・
しばしその画像を眺めていた・・・
って?ん?
待てよ・・・・
これアングル的にはベッドの上で
真横からのショットで・・・
どうしたって寝転がって撮っているよな?
・・・おい!
どういうことだ?
ニノ~~~(怒)
説明しろ!!!!!
PS,ちょっとつまみ食いさせていただきました
END
