

智くんの部屋、何度か誘われたけど
わざと断っていた
俺の中でのささやかなけじめ?
記念日に気持ちを伝えるための
でも・・・そろそろ限界が。
さり気なくスケジュールが同じだったら
気づかれ無いように誘えるかな?
なんて思ってやつらに頼んでみた
ニノは楽しすぎだ!と
自分で何とかしろ!と・・・
まぁ~、当然の反応で、

だけど、リーダーが喜ぶならと、
しぶしぶ承知してくれたわけで
松潤に至ってはマネージャーに
時間調整までしてくれて・・・

「いいよ!ひと肌脱ぐよ!!!」
「いやぁ~、そ、そこまでしてくれなくても(苦笑)
まぁ、さわやかないいやつらで
相葉君は俺と組んで仕事の調整と
智くんの連絡係。
そこまでしてもらっちゃ失敗できないわけで・・・
だからなのか当日まで緊張しっぱなし
早く仕事が終わらないかと
そればかり気になってた
意気揚々と楽屋を出て
待ち合わせ場所をmailしたが
返事がない!
何度かしてもやっぱりない!
たまらず電話したら電源が・・・
一気に血の気が引いた
俺のプランが・・・・
それ以前に何で連絡取れなくなってるの?
相葉君、伝言ちゃんとしてくれた?
訳が分からず、智くんを拾うべく
急っいで現場に向かう!
あい変わらず連絡不通だし・・・
駐車場で待ってみても一向にそれらしい人は
来ない・・・
だんだん焦ってきて、たまらず楽屋に乗り込めば
智くんとっくに帰ったって・・・
失敗した?俺の勘違いだった?
昨日は普通に喜んでる気がしてたけど
さすがにこれはへこむよなぁ~
ダメもとで、家の近くで待ってみたら
何食わぬ顔で普通に帰ってくる
俺の気も知らないで呑気なもんだ!!
だがしかし、頭と心は反比例
身体が勝手に智くんを迎えに行ってた
会いたかったから
どうしても・・・・
こうして二入の時間を持てたのは
あの時あきらめなかったから、
智くんに対しては粘らないといけないって
俺のバイブルに書いてあったけ(笑)
まさかドッキリ仕掛けられたと思ってたとは
考えても見なかったけど
結果オーライってことで
ホント間に合ってよかった~
旨そうにケーキ頬張る智くんが今俺の目の前にいる
それだけで充分・・・・じゃないけど、もっと欲しいけど
欲しくて欲しくて喉から手が出そうだけど・・・
あっ、あんなとこにクリームつけちゃって!!!
舐めてっていってるの?
気づかなかったら・・・それ事食べちゃいたい!!
翔くん・・・顔がさらに甘々になってる
それじゃなくたって、普段甘い顔してるのに(笑)
ケーキ食べないのかな?
旨いよこれ!
それとも・・・俺事食べるとか?
・・・・・(照)馬鹿だ!
俺ってばさっきからヘンに意識してる・・・
だってさ、好きって伝えただけで俺、すんごく
幸せだったんだもん。
それだけで満足しちゃったんだよね
それが翔くんも俺のこと好きって聞いたら・・・・
へっ?
ってなっちゃうじゃんか?
期待してなかったから・・・・
チュウは、・・・うれしかった・・なぁ
びっくりしたけど、まじ、心臓止まるかと思った(笑)

でも、いやじゃ無かった
もっと・・・
って思ったくらい。
こんなこと考えてるのってやっぱ
変かな?いや、かなり変だよな・・・
翔くんも変なんだよ、俺と同じで・・・
・・・・なら、いいのか?別に深く考えなくても?
そうだ、やめよう!うん。
俺は翔くんが好き!
それでいい!
チュウ位なら・・・俺からしてみよっかな
ふふっ、どんな顔するかな?
翔くん・・・ケーキ食べたらそれと一緒に俺が食べる!
早く食え!!
「翔くん、ケーキ旨いよ!食べないの?」
「うん、もう少し智くんの食べてるとこ見てからね!」
智・翔 (・・・早く食べたい!!!)
楽しい夜に乾杯!!

