四季彩の詩 番外編 ~N~




ニノ・・・・きて、ニノ・・・早く







大野さん・・・・


いいの?俺を選んでくれたの?


大野さん・・・・


いいの?あなたを愛してもいいの?





ピッピッピッピッピッピピピピピピピ~~~~~~




「んう・・・・・あぁ~~~ふ」



・・・・・・また同じ夢。


性懲りもなくmu精までしてる


重傷だ・・・・俺も。






この間の収録に J と話をしたときだった



「俺さっ、恥ずかしいんだけど大野さんの夢見るときって


決まって・・・しちゃうんだよね。」




「ブッッッ!!!」


飲みかけてたコーヒーをふきだす。


「なに,突然?こわいこわい・・」



まさかプライドが人一倍高い J からそんな話が出ようとは

以外も以外、どうしちゃったのか?と、逆に興味津々になる。


「いや、ニノならわかってくれるんじゃないかな?ってさっ」


「何で俺?ならなんです?」



「ん?だってニノも好きでしょう?大野さん」



「えぇ、好きですよ。そりゃもう。自分の想いだけなら


誰っにも負けませんから!!」



特に否定する理由もなかったから、そのままの想いを伝えた。



「・・・やけに素直じゃん・・・・。」



そう言って、なぜかウインクをしてみせる J に、聞いてみた



「なんで今その話になったんです?」



「あぁ・・・まぁ、その・・・見ちゃったから?」






「見ちゃったって何を?」



そう言って入口の方を顎で指し参った参ったの顔をする J ・・・



「翔さんと、リーダーのxxxx?」


「へっ?・・・・どこで?」


「喫煙所・・・」



あぁ~確かに穴場だ・・・・だって誰も行かないから


禁煙命令発令中だもの・・・ジャニさんから。



「あそこさ、腰高まですりガラスになってるじゃない?そこで


リーダーの恍惚とした顔をね見ちゃって・・・丁度腰のあたりに


うずくまる翔さんらしき人も、ちゃんといたから(苦笑)」





「・・・・マジ?」

言葉が出ないってのはこんな時の事も言うのか?

ただ、呆れて?いや、ショックで?いや?なんだろう・・・

羨望?・・・・翔さんに。



「・・・の、・・・にの、ニノ聞いてる?」


「あっ?えっ?なに?」


「今さ、丁度二人いないよね、もしかしたらいるかもよ?

あそこに?行ってみる?」



悪魔のささやきだ!

行きたくないわけないじゃないですか!

でも、見る勇気があるのかって・・・





「・・・・・やめときます。」



「損な性格・・・(笑み)」





そのままJは、後ろでに手をひらひらさせて楽屋を出ていった・・・


見に行ったかは、知らないけど(苦笑)。





俺は、今少しだけ後悔している・・・・


二人のその・・・・なに、なされている?姿を見ても見なくても


こうなるのなら、見ておけばよかったってね!



実際、時折見せる妖艶なあなたの仕草・・・






俺等を煽るようなそ艶めかしい仕草に・・・やられてるんだから


俺等は・・・・





だから、翔さん・・・覚悟しておいたほうがいい・・・・


少しでも隙を作ったら、少しでも大野さんを悲しませたら


わたしも、Jも黙ってませんから





いつでも奪いに行く気でいますんで


そこのところ、よ~く覚えておいてくださいね。







はぁ~。・・・・Jのせいで、今日も悶々とした夜になるじゃん。


たまには、責任とってもらおっかな?


「モシモシ J 、俺、二宮。これからそっち行ってもいい?」





二人が幸せなら・・・俺等も心穏やかなんですから



でも時々は、息抜きぐらいさせてもらいますがね・・・・




以上、二宮でした!