sho to satoshi vol.11


ラーメンを食べた後、

少しだけとお願いして相葉ちゃんと飲みに行った


が、これが全っ然酔えない。


同じ量飲んでるのに、方やベロンベロンに酔ってるって

どうよ?

何で今日に限って俺は酔えない?


もはや水と化した旨くもない酒を

喉に流し込んでるだけ





俺は本当は酔っ払ったまま、

帰って寝たかったんだ

あいつと顔あわせなくていいから


なら自分の家に帰ればいいだけのこと

でも・・・俺はあいつの、翔ちゃんのところに

帰りたいと、思ってる

矛盾してるよね・・・




彼女と・・・寝たのかな?

やっぱり女の方がいいに決まってるよね

わかってるんだけど、

だから、一緒に過ごせる時間があれば

できるだけ近くにいて、翔ちゃんを感じていたいって

思ったんだ・・・

不毛の極地だな・・・ふっ



「リーダー・・・俺もう飲めなぁ~い・・・ねむいよ~」


・・・フフッ、ゴメンね相葉ちゃん付き合ってもらって


「相葉ちゃん、いまタクシーよんだから帰ろう」


「はぁ~い、アラシサイコ~#$%%**¥^」



・・・・あぁ、最高だよな本当に。



迎えのタクシーに相葉ちゃんを乗せ行先を告げて

送りだしす。


このまま駅までいけば、俺んち


逆方向なら・・・・











「もうこんな時間か・・・・」






うたた寝をしながら智くんが帰るのを待ってみたが


今日はもう来ないのかな?

今日だけだよね?


あらぬ不安がよぎる・・・


数時間前にメールをしてみたが


返事はなく・・・




もう一度だけメールをしてみることにした



今度は用件だけ素直にいれて・・・




『今無性に智くんに会いたい・・・帰ってきて』と。


だが、なかなか押せない


躊躇する、動悸が一層激しくなる


落ち着け・・・






送信・・・・・