sho to satoshi vol.4
「うまかったぁ~・・・」
智くんからの思わぬサプライズをいただき
身も心もおなか一杯!!!
「そっか、そりゃよかった(笑)」
皿を片づける手元に目をやると、爪の間に何やら
いろんなものが入り込んでる
なんだ・・・ねんど?つち?色付きでよくわからん?
その視線を感じたのか指先を揺らす智くん・・・・
「なに?これ?汚らしいだろ?(笑)」
「そんなことないけど、・・・なにかなって?」
皿を洗いながら時折爪の間を気にしつつ
「なかなか取れないもんだな、これあれだ、染料。」
「センリョウ?・・・・染めるやつ?」
「そう、染粉。まぁ、絵の具みたいなもんかな」
「なに、今なんか創作中なの?」
「まぁ、そんなとこ。上手くできたら見せてやるよ」
「おっ、おう!楽しみにしてる!」
・・・・・珍しい。
今までに自分から見てといったことがあるか?
自己満足で済ませてきたのに、どんな心境の変化?
でも・・・、正直、嬉しいかも。
俺、智くんの才能もっともっと知りたいって思ってるからさ
俺には無いもの・・・・
俺には想像できない世界・・・
そこらへんも 大野 智をリスペクトしてる所以かな・・・ふふっ
改ためて、部屋の中を見渡す
なんだか、このままでも普通に生活できそうな
気がしてるんだが、あえてそれは口にするのをやめた
「ねぇ、智くんの言ってた今日運びたいものってどれ?」
「ん?あぁ、結構でかいよ、そっちの部屋にあるから」
「ここってなん部屋あるの?結構広いよね」
振り向くと、器用に片手でトレーを持ち
コーヒーを運ぶ智くんと目が合う
「・・・・なん部屋だったかな?そう言えば?」
・・・・・全くこんなところも解せない。
なぜにそこまで無頓着になれるのか?
だいたい住む部屋の数知らないっておかしいだろ?
「なんなら、今数えますか?見学がてら」
「・・・・別にいいよ、数えて来いよ(笑)」
そう言ってコーヒーを口にし乍ら、いたづらっぽく目尻が笑った
うっっっ!
はぁ~・・・
俺なんか変だ、見慣れたはずの智くんの顔が
いつもと違って見える・・・
可愛いよなぁ~
この、ふとした仕草や表情・・・
男に可愛いって・・・なんだ俺?
グルグルしながら、智くんちを探検し始める・・・・

「うまかったぁ~・・・」
智くんからの思わぬサプライズをいただき
身も心もおなか一杯!!!
「そっか、そりゃよかった(笑)」
皿を片づける手元に目をやると、爪の間に何やら
いろんなものが入り込んでる
なんだ・・・ねんど?つち?色付きでよくわからん?
その視線を感じたのか指先を揺らす智くん・・・・
「なに?これ?汚らしいだろ?(笑)」
「そんなことないけど、・・・なにかなって?」
皿を洗いながら時折爪の間を気にしつつ
「なかなか取れないもんだな、これあれだ、染料。」
「センリョウ?・・・・染めるやつ?」
「そう、染粉。まぁ、絵の具みたいなもんかな」
「なに、今なんか創作中なの?」
「まぁ、そんなとこ。上手くできたら見せてやるよ」
「おっ、おう!楽しみにしてる!」
・・・・・珍しい。
今までに自分から見てといったことがあるか?
自己満足で済ませてきたのに、どんな心境の変化?
でも・・・、正直、嬉しいかも。
俺、智くんの才能もっともっと知りたいって思ってるからさ
俺には無いもの・・・・
俺には想像できない世界・・・
そこらへんも 大野 智をリスペクトしてる所以かな・・・ふふっ
改ためて、部屋の中を見渡す
なんだか、このままでも普通に生活できそうな
気がしてるんだが、あえてそれは口にするのをやめた
「ねぇ、智くんの言ってた今日運びたいものってどれ?」
「ん?あぁ、結構でかいよ、そっちの部屋にあるから」
「ここってなん部屋あるの?結構広いよね」
振り向くと、器用に片手でトレーを持ち
コーヒーを運ぶ智くんと目が合う
「・・・・なん部屋だったかな?そう言えば?」
・・・・・全くこんなところも解せない。
なぜにそこまで無頓着になれるのか?
だいたい住む部屋の数知らないっておかしいだろ?
「なんなら、今数えますか?見学がてら」
「・・・・別にいいよ、数えて来いよ(笑)」
そう言ってコーヒーを口にし乍ら、いたづらっぽく目尻が笑った
うっっっ!
はぁ~・・・
俺なんか変だ、見慣れたはずの智くんの顔が
いつもと違って見える・・・
可愛いよなぁ~
この、ふとした仕草や表情・・・
男に可愛いって・・・なんだ俺?
グルグルしながら、智くんちを探検し始める・・・・
