明日は3.11 | オッサンの呟き

オッサンの呟き

特にテーマはなく、独り言のように日々思ったことを呟きます。そんな他愛のない話しに付き合ってくれる人がいるかな?



あの日から数日、福島県の浪江町に親戚がいた私はとても気を揉む毎日を過ごした。3日後に連絡がつき7人を迎えたあの日、ドロドロのタイヤで我が家に到着したところをたまたま通りかかった近所の人たちが取り囲んだ。福島ナンバーを見て口々に労いの言葉の嵐。到着した時は軽自動車で逃げてきたのに半年後に福島に帰る時には10トン車1台分では足りないほどの荷物を持って帰った。近所の人々の温かい志の品々があったからだ。それまでは人との繋がりが希薄になったと感じていた。でもまだまだ日本も捨てたものじゃないと思った。

もうあれから10年が経ったのだ。この頃の環境に関する報道を見ると、50年後、或いは60年後の地球は人類が暮らすにはかなり難しい環境になっているというのがほぼ確定的なようだ。いや、悲劇的な時代はもっと早く訪れるかも知れない。原発事故以上の感じだ。

中国の台頭以前に先進国と呼ばれた国々。そして中国を始めとした自国の利益しか考えない新たな環境破壊国。これらの様子をみると2世代くらいのち、地球は人類が住むには適さない星になっているのかも知れない。

空中に漂うナノ単位のプラスチックゴミを減らすことはもうできないと思う。人類がみな日本人のような結束力と高いモラルを持つことができれば未来が変わるかも知れない。でもそんなことを世界中の人々に対して期待がもてるだろうか。肌の色の違いだけでいがみ合う人々なのだ。新型コロナの対応を見てるだけでもよく分かる。この国だからこそヨーロッパやアメリカ、或いはその他の国々よりも被害が少ない。ロックダウンができない国なのに。

みんなで世界を変える行動を今から起こしましょうよ。次世代の為に。方法は簡単です。みんなで江戸時代以前のような不便を楽しめば良いのです。