かき氷美味いね〜
頑張り屋、そして向上心のある皆様、こんにちは。
そんな皆様は、もっともっと!って上り詰めることが好きですか?
言うまでもなく、当たり前でしょう!って?
そんな私も努力と根性で上り詰めることが大好きでした。
登れば登るほど、何かが得られるのではないか?って信じて疑ってませんでした。
自分の技術を磨いたり、自分の探究心を満たすなど、内面的な充実の向上は素晴らしいなあと思います。だけど、
こんな向上心強い、一生懸命な人が、
「ワクワク、楽しい好ことやって自分満たして、イヤなことやめたら成功する」って聞いたら、どうなると思います?
やるよな。一生懸命に。そして、
「こんなにワクワクすることだけやってんのにうまくいかない!」ってなるよね。
私はこれをワクワク地獄と名付けております。
今日は、そんなワクワク地獄から脱出したい、
頑張ってるのになぜか不機嫌、そんな方へのお話です。
なんだかお仕事が好調な感じの人に、
ワクワクすることしたらいいわよ〜
好きを仕事にしたらうまく行くわよ〜
って言われたら、やっちゃうよねえ。
ワクワクして、好きなことに囲まれてること想像したら絶対楽しそうやんか。
今不機嫌に暮らしてる人からしたら、そんな魅力的な話ないよね。
旦那さんに不満があって、
子供が言う事聞かなくて、
家はとっちらかってって、
ママ友にビクビクして、
職場の人にイライラして、
ご近所とうまくいかなくて、
子育ての家事の負担半端なくて、
お金の心配耐えなくて、
腰が痛くて、
も〜毎日不機嫌極まりない。
それを、ワクワクする事や好きなことして嫌な事やめたら全部うまく行くってか?
行きません。
残念ながら、行きません。
ここ、いっつも間違えちゃうよね〜。
不機嫌な人はワクワクする事どんなにやっても、ずっと不機嫌なままですよ。
だってね、不機嫌は日常にありますからね。暮らしの中に。
ワクワクは非日常ですからね。
日常から飛び出て、非日常を楽しんでも、家に帰ったら同じですよ。
ワクワクすることはいいことです。好きなことするのも素晴らしい!
だけど、日常の不機嫌とは関係ないですから!
冒頭の
「ワクワク、楽しい好ことやって自分満たして、イヤなことやめたら成功する」
このことよく考えてみたほうがいいですね。
成功って一口に言っても、人によって解釈が違って来ると思います。
私は、
「日常を心地よく暮らしたら自分が満たされて、自然と自分のやるべきことがわかり、日々感謝しながら生きていけるようになること」が成功だと思ってます。
もしかしたら、
「いつもワクワクするイベントに参加して、仲間がいっぱいいる中で、ヒャッホー!って楽しんでたら、自分の好きなことが仕事になって、悩み事なくなってたくさん稼げるようになる」ってのが成功かもしれません。
全然違うのわかりますか?
日常の上に積み上がったワクワクなのか、
日常すっからかんなのにワクワクだけで固めようとしてるのか。
話変わりますけど、
皆さん、遊園地行きます?
ナガシマスパーランド知ってます?
あそこすごいよね。
行ったことないけど。
近く通るたびに遠目で見てるだけで怖いわ。
絶叫アトラクションが豊富なとこね。
そして、近所の公園も行きます?
ブランコあるよね。お子さんいる方なら乗ったことあるよね。
子供産んで久しぶりに漕いでみたら、ブランコにお尻ギチギチでビビったけど、結構楽しい。
ハイジのブランコみたいに長〜くて、高くまで行ったら楽しいのになあって空想して乗ったりしてたなあ。
ところで、絶叫アトラクションも近所のブランコも、なんで楽しいと思います?
普段、地面に足つけて生きてるからです。
私たち鳥じゃないから、飛べないんです。
だから浮くことないんです。
だからね、ビタ〜っと地面に足つけてたら、ちょっと浮いただけで楽しい。
ブランコ絶対楽しい。ワクワクする。毎日行けるしね。
ナガシマスパーランドのスチールドラゴンも楽しいっしょ!
ワクワク通り越して、気絶しそうやけど。
だけど、毎日乗ってたら、慣れてワクワクしなくなるよね。
だってずっと浮いてる状態が日常になっちゃうからね。
そしたら、飽きてきて、アメリカとかのもっとすごいやつ乗りたくなるよね。
アメリカの次はカナダ、カナダの次はドイツのアレ!って。
どんどんエスカレートするよね。
ナガシマスパーランドに毎日行く人どう思う?
よほど暇なのか?
お金の使い道に困ってるのか?
相当好きなのか?
当社といたしましても、
年数回のインパクトで設計してますんで、ちょっと毎日来らましても…。
一回、地に足つけてからお越しください!って。
普段地に足つけて暮らしてるから、ワクワクが楽しいんであって、
ドンドコドンドコやり続けてたらもっとインパクトのあるものが欲しくなる。
もっと高額でもっとインパクトが欲しくなる。
あなたが不機嫌なのは、地に足つけてるときの不具合であって、
不機嫌のままどれだけワクワクしたことやっても、地に足がついた日常に戻った瞬間に、不機嫌に戻るよね。
だからね、
ちゃんと美味しいもの食べて、睡眠しっかりとって、身体動かして、筋肉つけて。まずは体をご機嫌に。
家族や職場やご近所やママ友とか、自分の生活してるコミュニティーで、ちゃんと自分の気持ちをコミュニケーション取って、心をご機嫌に。
そしてね、家事を丁寧に、暮らしを大切にして、自分の環境を自分の手で整えて行くと、いただいてる環境やお金に感謝の念が湧いてきますよ。
これが地に足がついているってこと。
ワクワクじゃなくて、心地よさ。
そうするとね、ブランコだろうが、池で白鳥ボートの乗ってようが、コーヒーカップに乗ってようが、楽しいのよ。
それでたまに、スチールドラゴン乗ってヒャホい!って喜んだり。
メリーゴーランドに乗りながら、スチールドラゴン乗ってる人見ても
「わあ!すごいの乗ろうとしてんなぁ!あれすごかったよなぁ!」
以外の感情は湧きません。
一回乗ってたら、もう満足。
ワクワク地獄の住人はですね、そんな人見たら「私も絶対もっとあれのる!」って鼻息荒く突進して行くんですよ。
そして、並んでる人の会話聞いて「何?アメリカにもっとすごいのあるって!?行かなきゃ!」ってなる。
そして、コーヒーカップ楽しんでる人を下に見ちゃうよね。
お金ないから、
向上心無いから、
勇気がないから、って。
ええええ〜!コーヒーカップ楽しいよ!
オエってなるけど(笑)
ブランコなんてタダだけどええで!
どちらもお好きなように、ですよ。
だから、自分の感覚で何を選んでも大丈夫なんですよ。
人と比べなくても。
ワクワクと心地よさを間違えないでね。
全然違うからね。
もっともっとに疲れちゃった方。
ワクワクで成功に憧れるけど、なんかおかしい…って気づき始めた方。
ちなみに、一番地についているお仕事の農業、漁業、林業に携わってる方をどう感じるか?を直視すると、自分の立ち位置が見えてきます。この話はまた次回。
そろそろ、地に足つけて、本当の自分らしさで生きて行きませんか?
おそらく、今、悶々とされてる方はシフトチェンジのタイミングだと思いますよ。
私たちも、その段階をくぐり抜けてきました。
そんな方は、なんでも話せる聞ける(笑)お話会でお待ちしております!
一緒に開催しますささきれいこさんのグログはこちら!
お待ちいたしております。
今日もお読みくださり、ありがとうございました。
田中理無