これは私のメンターのクライアントの1人、Fさんのストーリーです。
当時Fさんは77歳。
タイトルの通り、Fさんは無気力うつ状態で、精神病院で約2年間生活をしていました。
その間Fさんは親族や医師なども含め一切誰とも話さず、ひたすら横になって過ごしていたそうです。
ただ生きているというだけで心はここにあらず。
笑うこともなければ泣くこともない。歩くこともなく、精神薬や身体用の薬を毎日のように飲み、足の爪は明るい黄色、そして足やふくらはぎは常に浮腫んでいたそうです。

当時のFさんは完全に心を失っていました。
その後メンターが介入し、カウンセリングしたり課題や指導をすることでFさんの状況は180度変わりました😳
今日はその驚きのミラクルストーリーをお話したいと思います。



  亡くなった家族からのメッセージ

Fさんの親族(姪っ子Aさん)がメンターのセッションを受けた後のことです。
急に若い男性の声が聞こえて来たそうです。

「母を助けて下さい」

姪っ子Aさんはメンターから何度もこんなメッセージが来ていると聞きますが、その時は何のことか、その声の主が誰なのかAさんにはわかりませんでした。
そして翌日、姪っ子Aさんの母親Tさんがセッションを受けにメンターの元に訪れました。
母親TさんとFさんは姉妹で、TさんはFさんの妹に当たります。
Tさんもメンターから昨日の声のことを聞きますが、その時Tさんにも分かりませんでした。



  声の主とは?

その翌日、Tさんがカウンセリングを受けていた時のことです。
メンターは突然2つのビジョンを見ました。
一つ目はトランペットのビジョン。
二つ目は真っ暗の部屋にトラップが仕掛けられ外に出られないというビジョン。
Tさんはそのビジョンのことを聞いた時、遂に誰のことか理解しました。
そう、その声の主とは、Fさんの亡くなった息子さんだったのです。


  息子さんが助けを求めた訳とは?

F さんの息子さんは、昔自死をして亡くなりました。
そしてそんなショッキングな事実を受け、Fさんは最愛の息子を助けられなかった無力さや後悔、失った悲しみから生きる気力を失い鬱になってしまいました。
元々Fさんは、厳しい時代を強く生き抜き女性でありながら勤め先で高いポジションについていたキャリアウーマンでした。
そんな強い精神力を持っていたFさんであっても、この悲しみは心が麻痺するほどに辛いものだったのです。
そしてFさんの娘さんはそんなFさんを見かねて精神病院で生活させることにしました。
以降Fさんの状態は悪化するばかりで、ただ死を待つ状態だったそうです。
娘さんは自分達以外の親族には母親のお見舞いに来させず、母親であるFを孤立させていました。
薬を飲み続ける毎日。
そんなFさんに、なす術はありませんでした。
そこで亡くなった息子さんは生きる気力を失った母親を助けるべく、メンターにメッセージを送って来たのです。
ちなみに息子さんはトランペットが大好きで、よくトランペットの音楽を聴いていたそうです。
スピリットが送ってくる一つ一つのヒントがこのような形で繋がるのはとても興味深いですね😌✨


  立ちはだかる大きな障害

Fさんを助けたかった姪っ子Aさん。
Fさんをハワイに連れ出しメンターからヒーリングを受ければ改善できるかもしれないという期待を胸に、Fさんの入院する精神病院を訪れFさんの娘さんと話をしました。
元々の計画はFさんと娘さんが一緒にハワイに行くというものでしたが、娘さんが「信用できない。詐欺だ。カルトだ。」一方的に拒絶します。
さらにAさんは娘さんの画策により病院でFさんへの面会ができなくなりました。

そこでFさんの妹であるTさんが病院に行き、最終的に親族一同大会議を開いてFさんのハワイ行きを説得することとなりました。

実はTさんもメンターに助けられた1人で、歩行困難だった所から手術なしで普通に歩けるまで回復した体験の持ち主です。(また別の機会にご紹介します)

Tさんはそんな自分の話と娘であるAさんの話(こちらもまた別の機会にご紹介します)を親族に伝え、Fさんのハワイ行きを皆に認めさせたのです。

ただ最終的にハワイ行きを決めたのはFさん本人。
TさんやAさん達のサポートの元、遂にFさんのハワイ行きが決まりました。
次回Fさんのヒーリングの旅について書いていきます。