「ゴミばっかり集めやがって」
どこか他人事な母にブチ切れた息子
なぜ怒られなければならないのかと不機嫌になる親
時間が限られているのでスピードアップしたい嫁
本人の「捨てたくない」意思を尊重してあげたいのはやまやまですが
・寄せる場所さえない
・スペースを作らなくてはいけない
・本人が管理できる量・収納できる量をはるかに超えている
という現実
なんとか少しでも捨てていくしかありません
片付けに乗り込んだ私達とのその後を、いろいろな視点からお伝えしていく第3話です
第1話↓
今回は第2話 ↓ の親子対決(母VS息子+嫁)の続編です
どこもそうでしょうけど、母親には優しい息子
そんな息子が我慢しきれずキレるまで
ごっそり出てきてビックリしたものを、親のセリフと一緒にご紹介します
・うちもそうだったよ(子供の立場)
・私はこんなじゃないわ(親の立場)
・他人事じゃないわ(嫁の立場)
それぞれの目線で笑って読んでほしいです
出てきてビックリしたもの5選
大量の服
毎日着ても、絶対着ない服があるはず!と思われる量の服
これがまた、グチャグチャに放置されているなら畳んだり、かけたり、収納方法で少しは面積を抑えることができるのですが、そうではないので困りました!
他の部屋でもいえることなのですが、ありとあらゆるところに物が出ていて、目に飛び込んでくる情報量がもの凄いのですが、箱や袋にきれいに並べて入っていたり、しっかりたたんであったり…
収納上手
服に限らず、どれも隙間なく物がビッチリな状態です
自分の部屋にオンシーズンの服
・洋服ダンス(婚礼ダンス)大3
闇部屋にオフシーズンのもの
・洋服ダンス大1
・タンス小1
・クローゼット
・収納ケース6
・ハンガーラックにコート類
さらに別の部屋の押し入れにオフシーズンのもの
・収納ケース6
着られる体はひとつです
息子「何人が着るんだ?」
親 「ひとりよ~痛んでないし、高かったし、全部着れるもん!」
「痛んでるのはお店に持っていけるように出すわ」
息子「捨てないの?」
親 「うん、持ってく!着る服は、重いわけじゃないし、燃えるゴミでいいから、私 が動けなくなった時にでも捨てて~」
息子「店には必ず持って行くんだな」
こんな調子なので、落ちない汚れが付いたり、サイズアウトしない限りムリと判断!
きれいな小さめのタンスが、別の部屋の襖をふさいでいたので(扉の前に物!どかさないと開かない”あるある”です)プラスチックの収納ケースと入れ替えを提案
そのケースの分だけ一度全部出したのですが、本人がそれを見て
「これだけでもすごい量だね…」
とつぶやいていました
正常な反応だったのでヨシとします
未使用のタオル類
タオル
・クローゼット・押し入れ・棚の上等など、あちこちからでてきた衣装ケース深型大4
・箱のまま保管されたバスタオル2
タオルケット
・衣装ケース深型大2
毛布
・使わないか聞かれたので持ち帰る
布団カバー
・掛け敷用4セット
親 「昔は引き出物や快気祝いなんか、ほとんどこんなんで~」
息子「昔って何年前?」
親 「おばあちゃんがもらってたのもあるから~」
息子「何十年前だ!使ってるのを捨てて交換したら?」
親 「まだ捨てる必要ないし~
使ってるのを切って、その辺拭くにはまだ早いし
順番に使ってから捨てるわ
いつでも使えるようには洗ってあるんだけど、今使ってるのが痛まないから」
息子「死んでも使いきれんわ」
親 「持ってっていいよ
使ってくれたらいいし
あ、荷物送るとき、箱の隅っこに」
息子「もういい」
私は隣で「これ使ってる?」と聞きながら、黙々と作業を続けていました
↓この時点でなんとか工夫して入れたり、減らしたりして不要になった収納ケース
息子の幼稚園の園だより・物がない取扱説明書
息子の幼稚園の紙類
・今月の献立
・今月の行事
・モノマネ上手だったで賞(手書きの賞状類)
・写真
物がないのに大事に保管されていた大量の取扱説明書
息子「なんでこんなもの」
親 「今見るとおもしろいでしょ?」
「あ~これ使ってた使ってた!後でゆっくり懐かしんで読んでから捨てるわ」
息子「おもしろいとか言ってる場合か!無いものの取説読んでどうするんだ」
期限が2021年のカイロ
息子「期限が2021年ってことは、いつからあるの?」
親 「ん~」
息子「まだ出てくるぞ!30.40.50なんでこんな…」
親 「さあ、もらった覚えはないから…寒いから買ったんだろうね 使おうか!」
息子「 捨てる!!」
在庫がわかっていない
なかったら困るから買っておく
これが典型的なお金のムダ
買ってる時間さえムダ
それにしても50って
悪臭を放つウエットタオル
10年以上前
個包装で中身が布になっていて、洗っても使えたウエットタオル
子供も小さかったので、食べる時・転んだ時など、外出時にとても重宝しました
とても便利で、息子は親にもあげたいとたくさん購入していましたね
ひとパック10入りが8個
何も使われることなく残っていました
外装はプラスチック
中は布なので燃えるゴミ
分別するのに個包装を開けた瞬間、悪臭が
親 「ウハハ!洗ってもダメ?」
これが決定打でした
息子「いい加減にしろ! ゴミばっかり集めやがって」
洗って使うくらいなら、どんどん使えばよかったんです
あまりの臭さに大笑いの嫁
親にブチ切れている息子
もちろん他にもビックリな品はありましたが、5つ印象深いものを挙げてみました
皆さんの実家・義実家からは出てきませんように…
闇部屋はどうなっていったのでしょうか…
少しずつ綴っていきたいと思います
読んでいただけて嬉しいです