撮影モードを駆使する その3
撮影モードを駆使する その3
背景をぼかして人を撮影するテクニックを身に付けよ
今日は写真の世界へあなたを導く。なぜ世の中にカメラを趣味としている人がこんなにたくさんいるのか、それはこのテクニックを理解することでわかるかもしれない。
とは言ってもそれほど難しい話ではない。単に背景をぼかして被写体を撮影するだけだ。やり方も簡単。オートモードで撮影せず、ポートレートモードを利用するだけ。
まず写真①を見てほしい。被写体も背景もしっかりと写っている。「別に普通の写真じゃん」と思うだろう。そうだ、普通の写真だ。だからダメなのだ。
写真①
![ぼかしナシ](https://stat.ameba.jp/user_images/22/76/10007863929_s.jpg?caw=800)
被写体と背景が同じように写ってしまったら、どちらが主役で、どちらが脇役か分かったもんじゃない。背景が特別必要でなければ、ぼかしてあげよう。ポートレートに切り替えて撮影するだけだ。それによって被写体が浮き出てくるのだ。
写真②
![ぼかしアリ](https://stat.ameba.jp/user_images/39/4d/10007863943_s.jpg?caw=800)
背景をぼかすだけで、被写体がくっきりと前面に押し出してくるような印象がある。このテクニックを使って写真を撮ることを覚えると、背景をぼかすことにハマる。私も初心者のときにこのテクニックを知って、しばらく背景をぼかしまくっていた。写真撮影が好きになったのも、この背景をぼかすという快感にはまった時期だ。写真テクが急に上がったという錯覚に陥るし、事実、被写体は生き生きしてくる。
ぜひ、使ってみてほしい。
YES,何事も格好から入ろう
Oh,YES,きっと写真が好きになれるはず
次回は「撮影モードを駆使する その4」として、「クローズアップモードできれに花を撮る方法」だ。別に花でなくてもいい。要は至近距離での被写体の撮り方だ。今回の背景をぼかすテクニックとも少し関係している。お楽しみに