撮影モードを駆使する その1
撮影モードを駆使する その1
屋内の写真はどうやって撮影するか
一般的に屋内(建物の中)での写真撮影は、屋外で写真を撮るよりも難しい。屋内は太陽に照らされている屋外よりと比べて暗い。だからオートモードで撮ると、当然ストロボ(フラッシュ)が自動的に発光する。
しかし屋内でストロボを焚(た)くと、全体的に光が行き渡らず、手前と奥の方で明るさに差が出てしまう。①の写真がその悪い例だ。この不自然さが屋内での写真撮影がうまくいかない理由だ。
写真①
ではどうすればいいのか?
答えは簡単。ただ「ストロボ発光禁止モード」を利用すればいいのだ(写真②参照)。あまりに屋内が暗い場合には、写真全体が暗くなってしまうが、一般の美術館や水族館のような施設では、自然光のみでも十分の明るさを保っている。
写真②
ただここで注意しなければならないことが、ひとつある。それが手ぶれ防止だ。
明るさが足らないと手ブレしやすくなる。だからなるべく三脚を使うことをおすすめする。ただし多くの人が「三脚なんて持ってないよー」と言うだろう。
そんなときにはこのブログで一番最初に説明した正しい「カメラの構え方」を参考にして、フォームを作り、なおかつ優しくゆっくりシャッターを押してほしい。シャッターを速く押したり、力を入れて押すとどうしてもシャッター時にカメラが揺れて、写真がブレてしまうからだ。
YES,何事も格好から入ろう
Oh,YES,きっと写真が好きになれるはず
次回は「撮影モードを駆使する その2」として、夜景きれいに撮影する方法を説明する。夜のデート時の写真撮影で失敗したくない人は必見だ。お楽しみに