写真の構図で気をつけること その3 | 写真の撮り方 上手な人/下手な人

写真の構図で気をつけること その3

写真の構図で気をつけること その3

遠近法をちょこっと利用するだけで、格段に写真テクがアップ!



 今回、学習するのは遠近感を使った撮影テクニック。遠近法については説明する必要はないだろう。実物のサイズに関わらず、遠くのものは小さく見え、近くにあるものは大きく見える。この原理を利用し、絵や写真に収めることだ。


 早速下記の写真を見て欲しい。遠近法など何も考えずに写真をとってしまった素人同然の写真だあせる

遠い


 確かに背景はきちんと写っているが、あまりにも人物が小さい。できた写真をみると人物が小さすぎて、顔がよく見えない、なんて経験は、多くの人が持っているかもしれない。

 そんな場合に遠近法を使おう。遠近法をうまく使ったのが下記の写真だ。ただ人物を前に持ってくるだけで、背景とうまくバランスがとれている(人物を前に持ってくるだけの工夫だが、知らなければ使えない知識だ)。


いい位置  


ちなみに被写体となる人は、背景から離れて、ただカメラマンの方に歩いていくことに、抵抗を感じるらしい(一度経験した事のある人ならこの微妙な感覚がわかるだろう)。 いずれにせよ、この知識があれば、もう人物が小さくなるなんてことがなくなる。かなりの進歩だ。


YES,何事も格好から入ろうキラキラ
Oh,YES,きっと写真が好きになれるはずチョキ


次回は「写真の構図で気をつけること その4」として、子どもやペットなど背の低い被写体の撮影方法だ。けっこうためになること間違いなし。