矢沢ファンも大きく二つに分かれるだろう
可能な限り歌ってほしい派と
マイクスタンドが蹴れなくなったら止めてほしい派
私は前者である
矢沢永吉が老いぼれて、完全に頭がはげても、武道館でコンサートができなくなっても
歌い続けてほしいと思っている
中学生の頃、老齢の黒人のブルースシンガーがアコーステックギター1本で
しわくちゃの顔で歌っている姿をみてにカッコよさを感じたことを記憶している
バラードだけで言えば私は30、40代の矢沢より今の矢沢の声の方が何倍も好きである
今後この矢沢ボイスが年齢共にさらに渋みと共に枯れていくと思うと
安っぽい言い方になるがヴィンテージもののお酒のようになるのではないかと密かに
楽しみにしている
きっと私たちを酔わしてくれるに違いない
いつかはギター、ウッドベース、ピアノだけをバックにバラードを歌う矢沢を堪能したい
昨年ブルーノートで開催したコンサートで矢沢はその片鱗をみせたものの
まだまだ本人のパワーがありすぎで、いつもの武道館の矢沢が見え隠れした(うれしくもあるが)
あの中学時代にみた黒人シンガーを矢沢にだぶらせることができるのはまだ先のようである