その昔、横浜に住んでいた時期がありました。
横浜といっても広いから、いわゆる横浜界隈ではなく、あの辺りから少しはなれた保土ヶ谷という場所にアパートを借りていました。
そのアパートがね、JRの線路沿いに建っていたんだ。
台所の窓を開けると、東海道線の車両が目の前を走り過ぎていくんです。
仕事から帰ってくると、いつも窓を開ける習慣があるのだけど、その台所の窓もいつも開けていました。
するとね、調整なのか事故なのか電車が止まっていて、車内の人とばっちり目が合うことがよくあったんだ。
すごく微妙な空気になります。
そのまま無視することもできず、なんとなく会釈なんかしちゃう。
すると車内の人も返してくれる。
今でも目があってしまった人たちの顔を覚えてるよ。
それくらいに強烈に印象に残っています。
一瞬しか顔を合わせていないし、言葉も交わさず、何をしている人なのかも知らない。
それなのに記憶に残ってるってなんなんだろう?
昔の友人の顔を思い出すのが、たまに難しいときがあったりするから、そんなことを考えてしまいました。
あんなに一緒に遊んでいたのに、記憶から薄れていくのは少し寂しい・・・。
みんな元気かなぁ。