顔 | The passenger of life

The passenger of life

人生という小さな小舟に乗りこんだたった一人の乗客。行き先を決めて進むのは自分。僕は人生をどこに向かわせるのか。流れにまかせるのか必死に舵をきるのか。さあ、どうなる?自分。

その昔、横浜に住んでいた時期がありました。

横浜といっても広いから、いわゆる横浜界隈ではなく、あの辺りから少しはなれた保土ヶ谷という場所にアパートを借りていました。



そのアパートがね、JRの線路沿いに建っていたんだ。

台所の窓を開けると、東海道線の車両が目の前を走り過ぎていくんです。



仕事から帰ってくると、いつも窓を開ける習慣があるのだけど、その台所の窓もいつも開けていました。

するとね、調整なのか事故なのか電車が止まっていて、車内の人とばっちり目が合うことがよくあったんだ。



すごく微妙な空気になります。

そのまま無視することもできず、なんとなく会釈なんかしちゃう。

すると車内の人も返してくれる。



今でも目があってしまった人たちの顔を覚えてるよ。

それくらいに強烈に印象に残っています。



一瞬しか顔を合わせていないし、言葉も交わさず、何をしている人なのかも知らない。

それなのに記憶に残ってるってなんなんだろう?

昔の友人の顔を思い出すのが、たまに難しいときがあったりするから、そんなことを考えてしまいました。



あんなに一緒に遊んでいたのに、記憶から薄れていくのは少し寂しい・・・。

みんな元気かなぁ。