夕方の記憶 | The passenger of life

The passenger of life

人生という小さな小舟に乗りこんだたった一人の乗客。行き先を決めて進むのは自分。僕は人生をどこに向かわせるのか。流れにまかせるのか必死に舵をきるのか。さあ、どうなる?自分。

夕方、外を歩いていると中学校のころを思いだした。

部活を終えて、ぐったりしながら帰るときのこと。



ボクはこう見えてサッカー部だったのです。

まだボクの世代はバリバリの先輩後輩の関係と、根性論がまかり通っていた時代。

それはそれは過酷でした。



しかも、ありがたいことに一年生のときからレギュラーとして試合に出してもらえていたので、練習は先輩たちと一緒でした。

すごく気をつかったな・・・。



夏休みの練習の始まる2時間前には一年生は集合。

そして謎の一時間ランニング。

そのあと先輩を部室の前で出迎えて、先輩たちがグランドに出たら部室をダッシュで掃除。

限られた時間で部室を掃除したら休む間もなくグランドへ。



そこから約4時間、みっちりみっちり練習して・・・

グランド整備をして、先輩たちを見送ったら、昼過ぎにようやく解放されます。



でもね、他の一年生の仲間たちは練習に参加していないんです。

一年生はボール拾いとかをしなくちゃならないから、レギュラーメインの練習には参加できないのです。



だから、一年生でぐったりしてるのはボクだけ。

みんなは元気一杯で、練習が終わったら遊びに行ったりしてたんだけど、ボクは体力的にも精神的にもそんな余裕がなかった・・・。



なんかね、仲間はずれみたいな感じになっちゃてたんだよね(;^_^A

みんなはそんな風には思ってなかったみたいだけど、青いボクはみんなと同じでないことがすごくイヤだったんだよね。

しかも、なんでオレだけこんなにつらい思いをしなくちゃならんのよ・・・と思っていた。



そんなことを考えながら、みんなとは別の方角へ帰るのは寂しかったな。



二年生になるとサッカー部に加え、駅伝部にも強制的に入部になった。

午前中にサッカー部の練習をして、昼過ぎから駅伝部の練習。



はっきり言って、限界がわからなくなっていました。

どこまでやったら倒れるのか・・・

というか、限界なんかないんじゃないの?

とまで思えるようになっていました。



でも、すべての練習が終わって帰宅の途につくころになると、立ち上がれなくなるくらいに疲労感でいっぱいになった。

駅伝部の仲間と暗くなるまでうずくまっていたこともあったんだ。



そのときの空気が、今日の夕方、満ちていた。



温度や空の色、空気の匂いが記憶を呼び覚ますね。

なんだかちょっと切なくなったよ。