あすなろ、すなわち『明日なろう』。
何の木だかが白樺に憧れて明日は白樺になってやる、という話だった気がします。
うろ覚え。
今の私には記憶が保つことが出来ないので、明日どころか10分後も解りません。
なので、あすなろなんて言ってはいられず、
『あすなる』、もしくは『今すぐに』、否『いま!』という感じ。
昔、大学生の時に当時の彼氏の友人が教えてくれました。
友人の彼も同様に精神を病んでいる方でしたが、症状なり病名は異なるもの。
その人はとても賢い人でしたが、どこか人を切り裂くように拒むところがあり、
その時の表情は本当に氷のように冷たい瞳でした。
その彼がある時、面白い話をしてくれました。
エジプトの神様の話だったと思います。
うろ覚えな言い方ですが、話は本当です。
”チャンスの神様はね、前髪しかないんだよ”
彼の言葉は私にとって最初解らなかったので、説明してもらいました。
つまりこういうことです。
チャンスの神様がこっちに向かって歩いてくるのです。
私はチャンスの神様をみつけているのです。
でも私が何か迷いを持っていると、神様は私の横を通り、後ろに歩いて行くのです。
『・・・やっぱり!!!』
と思って振り返ると神様は後ろ姿。
後ろ髪がないので捕まえられないというのです。
ほんの少しの迷いでチャンスを逃すのです。
ちょっとした迷いがほんの少しの遅れを出して通り過ぎるのです。
ですから、チャンスの神様をみつけた時は、
失敗とか何度してても、嫌な思いを経験してても、
チャンスをカタチにする勇気を持って、自分を信じて、
神様が前にいたら手を伸ばして神様の前髪を掴んで離すな、と。
それからは自分の創る道です。
毎日、いろいろ失います。
でも毎日、生きてます。
気付けば残っているものは消耗品と身体と理解レベルの記憶というか時間軸。
そんなところです。
殆ど失うものはないです。
きっと今まで、八方美人で欲を押さえて、偽善者ぶっても好かれたかった。
そうやってチャンスを逃して他人の気持ちばかりを求めるのはやめようと思う。
私はひとりで動けなくても、身体は生きようと動くのです。
私は生きることに貪欲です。
ならば、少しは自分の気持ちを優先して嫌われたって、
自分が納得できる自分の失敗をもっとしようと思う。
きっと繰り返せば、いつかはカタチに出来る日が訪れるから。
訪れさせてみせるから。