マザコンの常識を変える
マザコン心理研究家
マザコン問題解決コンサルタント 遊歩（ゆうほ）
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今回は「マザコンと親孝行の違い」です。
明確な答えが見いだせず、
あなたもこれまでネットでめっしゃ
検索していませんか？
解説をする前に「マザコン」について再定義します。
マザコン（夫）とは・・・
「心理的胎児」の状態が成人してからも続き、
心理的臍帯が母子で繋がっており
母子分離が出来ていない状態。
そしてマザコンには母親の同情支配（罪悪感）がデフォルトです。
こちらもお忘れなく。
マザコンの罪悪感（同情支配）とは
幼少期から内面が未成熟な不安症の母親が
自分の思い通りにするために「罪悪感」
植え付けること。
さらにその罪悪感や
間違った愛の定義による呪縛で
マザコン夫が精神的自由を失い、
心理的支配（コントロール）されている状態。
これらは妻は違和感を持ちますが
本人には一切自覚がないのが特徴で
無自覚に親の描く人生シナリオを生きる。
（親の道具として生きる人生）
つまり他者基準（母親基準、母親の価値観）
の自分のアイデンティティーや
自分の人生なのだと勘違いして
生きてしまう、結構重大な事象です。
◆次に親孝行の意味とは
親を大切にし、真心をもってよく尽くすこと。また、そのさまや、その人。
（コトバンクより）
この意味だけで解釈するとマザコンの
言うことが正論に聞こえますね。
マザコンが親孝行を勘違いするプロセス
マザコン夫は親や親族にだけ恩義を尽くせと幼少期から
呪いをかけられている為、
社会全体として捉えることができず
幼児のように視野も狭いため
「自分の技能を活かし社会に尽くし（貢献）自立する」という
成熟した大人の考え方を実はしていません。
理由は「子宮替わりの母親」や「母親替わりの妻」
に自分の評価を全依存しているからです。
ではマザコン夫の親孝行の定義とは一体何なのかというと
「無条件に親の望みを全て叶える」
というものです。
しかし、マザコン夫自身が母子分離していない
心理的胎児の状態＝誰かに（妻に）守られ
認めてもらい、世話してもらわないと
生きていけない状況下というのは
家系、家族の「進化」ではなく「退行」になる
方向性を誤って選択している状態です。
さらにそこで「無条件に親の望みを全て叶える」
という親孝行をしようと
自立のない家庭生活の中、
自分の家庭を犠牲にすることもいとわない方向で動きだす為、
家庭内に不和が生じます。
例えば親孝行と言って見栄を張り
妻の反対を押し切り無い袖を振って借金を作るなど・・・。
それは夫自身の本来持つはずの夫機能（調整力・対話力）が
機能停止状態にある為です。
《関連記事》
本来の成熟した大人の親孝行とはまず、
自分自身が自律と自立をした上で境界線を取り、
親を大切にし、真心をもってよく尽くすこと。
「無条件に親の望みを全て叶える」
ということではない。
「無条件に望みを全て叶える」というのは
乳児レベルの愛です。愛を勘違いした
瞬間から人の不幸は始まるのです。
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