否決!否決!否決!あと少しです。 | STOP日の丸条例・尼崎市民緊急行動

STOP日の丸条例・尼崎市民緊急行動

 兵庫県尼崎市で突然議会に提案された「日の丸条例(国旗の掲揚に関する条例)」を否決させるためのブログです。情報共有、行動確認で使いましょう。
 短期的な活動ですが、力を合わせて「日の丸条例」を否決させましょう。

6/18(月)の総務消防委員会で、修正案も原案も否決となりました。

お昼の13:00から始まった総務消防委員会は、今回も多数の傍聴者が駆けつけました。


委員会室では、委員長の丸岡議員がにこやかに入室し、その後、委員の議員の方が順番に入室しました。総じて新政会・公明党の議員の方は笑顔で入室し、その他の議員の方は表情が硬かったように感じました。「もしかして、修正案への合意でまとまったのでは?」そんな危惧を抱かせる雰囲気でした。


委員会が始まると、若干の質問や意見交換があったのちに、すぐに採決が提案されました。修正案→原案の順で採決され、結果的にはどちらも否決となりました。修正案には、新政会・公明党の議員が賛成し原案には新政会だけの賛成でした。そして、日の丸条例に反対する陳情8件は、すべて採択されたと発表されました。


委員会室は大きな歓声と拍手が沸き起こって・・・もよかったのですが、すこしでも騒ぐとすぐに市の職員にストップをかけられてしまいます。代わりに、議会棟の前で喜びの記念撮影を行いました。写真は届き次第アップしますね。


さて、今後の展開です。

委員会で修正案が否決されましたので、本来ならば本会議で原案のみ採決がはかられます。しかし、委員会で否決された修正案を、公明党がもう一度本会議に提案することが法律上可能ということです。これは本当に恐ろしいことですが、もし修正案が本会議に提案されますと、本会議で十分な論議時間がとられないまま、数の力で修正案が可決してしまいそうです。この可能性を議会事務局に聞きに行きましたが、「本来の民主主義のルールとしてはあり得ないことだが、法律上は可能です。私の知る限りでそのような事例はありませんが・・・」とのことでした。

残念ながら修正案が提案されますと、新政会+公明党の票に後2票で可決となってしまいます。


ということで、今後、否決に持っていくためには、以下の二点が考えられます。

①公明党が修正案を本会議に提案しないように、働きかける。

②修正案が提案された場合、他の議員(特に民主党系)に賛成しないように働きかける。


上記の二点が今後の重要な対策になると考えられます。

まずは、公明党の方へ修正案の本会議提案を思いとどまってもらうことが必要です。委員会で一度、否決された修正案を本会議へ再提案するのはやりすぎです。また、結局本会議への提案となりますと、委員会での議論があまり意味をもたくなってしまいます。さらに、これまで築き上げてきた民主主義のルールを否定してしまうことにならないでしょうか?


6/26(火)の本会議ですべてが決定します。修正案が提出されるかどうかは、遅くとも6/25(月)の議会運営委員会で明らかになります。それまでが勝負です。

最後まで声を上げ続けましょう。