顔汗を放っておくと ~汗が肌に与える影響~
顔に汗をかきすぎてしまう。
汗だくの顔で周りの目が気になったり、ベタベタして気持ち悪いと悩んでいる方も多いと思いますが、
汗をかきすぎてしまう状況を放っておくと、様々な悪影響を起こす可能性があります。
○肌のバリア機能の低下

多量にかいた汗をそのまま放置すると、皮膚表面の「皮脂膜」を洗い流してしまいます。
皮脂膜は肌のバリア機能を担っているため、皮脂膜がなくなると・・・
・雑菌の繁殖。
・外的要因から角質層に傷がつく。
・肌表面のpHがアルカリ性になってしまう。
・角質層が保持している水分が抜けやすくなり、乾燥肌に。。。
このような肌トラブルの原因となります。
○ニオイ、肌荒れ

運動不足や、冷房の効いた部屋ばかりに居るなど、汗をかかない状態が続くと、
汗腺は休眠状態になったり、ミネラル分の再吸収機能が上手く働かなくなります。
「体内の毒素を排出?~汗とデトックス~」の記事にも書きましたが、
このミネラル分の再吸収機能が衰えると、
ミネラル分濃度の高いベトベトとした悪い汗が顔に出てしまいます。
この悪い汗は、サラサラとした良い汗に比べると蒸発しにくいため、
体温の調節が上手くできないばかりか、
皮膚表面に存在する雑菌(=常在菌)のエサとなるため、
ニオイの原因となったり、肌のかぶれなどの肌トラブルを引き起こしたりします。
常在菌には肌を守る役割をする菌(表皮ブドウ球菌=美肌菌とも呼ばれています)、
肌に悪影響を及ぼす菌(アクネ桿菌※)がいるため、
洗顔などで、肌を清潔に保つことも重要ですが、必要以上に洗顔を繰り返すなど、
皮膚表面の肌を守る常在菌を洗い流してしまうと、
様々なところに存在する雑菌が顔の肌の表面に住みやすい環境を作ってしまうことにもなります。
(※ニキビに原因となる常在菌ですが、肌を弱酸性に保つ役割をするとも考えられているため、
肌を守る役割もしています。)

○脱水症状・熱中症
悪い汗はミネラル分を多量に含んでいるため、体内のミネラル不足の原因となります。
夏の暑い日に多量の汗をかいたり、ミネラル分の再吸収がうまくいかない事が続くと、
脱水症状や熱中症の原因となります。
肌トラブルとは違いますが、体内の水分・ミネラル分が不足すると、脚がつりやすくなります。
運動中、汗をたくさんかいて足がつってしまったという場合は脱水症状になりかけている恐れがあります。
顔汗を防ぐには?