汗の役割~皮膚表面の保護~

汗っかきなのに乾燥肌です。
1日の殆ど皮膚湿ってるのに乾燥肌。
なんでー!?
汗腺~エポクリン線~のところでも書きましたが、エポクリン線から分泌される汗の成分は
殆どが水分(約99%)で、その他にミネラル分、乳酸などが1%程度含まれる液体です。
汗はその中に含まれる乳酸の影響で、中性(pH=7.0付近)ではなく、やや酸性のpH5.7~6.5に保たれています。
この汗と角質層表面の皮脂とが交じり合って、「皮脂膜」を形成します。

この弱酸性の皮脂膜は細菌を繁殖しづらくし、
また外部からのアルカリ作用に対してある程度中和する役割も担っています。
皮脂膜が無いと角質層が剥き出しとなってしまうため、
肌の水分(=角質層が持っている水分)が蒸発しやすい状態になってしまいます。
汗をかきすぎると、皮脂膜が流され、角質層がふやけて壊れやすくなってしまいます。
⇒乾燥肌やかぶれの原因となってしまいます。
汗をかいたらすぐにふき取る。
その際、ゴシゴシとふき取るようにすると、皮脂膜や角質が壊れてしまうため、
優しく押さえるようにふき取ること。
皮脂膜と角質層を大事にしましょう。