A Cheap Log.

A Cheap Log.

Kei


◎The Ox

http://www.youtube.com/watch?v=t1SfDUWAWQ4&list=FL9QkwAC1EDySXfUV80g507A&index=2&feature=plpp_video 

◎So Sad About Us from MarqueeClub London 1967

 

 

 



 


◎A Quick One While He's Away  from Monterey Pop 1967

 

http://www.dailymotion.com/video/x2d0wg

 

◎Sparks from woodstock 1969

 


◎Heaven & Hell fron tanglewood Music Shed 1970

http://www.youtube.com/watch?v=HTpd5APugy0&list=FL9QkwAC1EDySXfUV80g507A&index=14&feature=plpp_video 

 

 

 


◎Live At Isle Of Weight 1970

 

https://www.youtube.com/watch?v=YMS47w8hAZ8
 

http://www.youtube.com/watch?v=vCupJpymgfE&list=FL9QkwAC1EDySXfUV80g507A&index=9&feature=plpp_video 

 

 


◎RoadRunner / My Generation 

http://www.youtube.com/watch?v=hmEj-aZwUAY&list=FL9QkwAC1EDySXfUV80g507A&index=4&feature=plpp_video 

 

 


◎A Quick One from Rock'nRoll Circus 1969

 

 

 

シーズン終盤のバッドコンディションのツインリンクもてぎのトップクラス決勝は間違いなく今年度のベストバウトと呼ぶに相応しい死闘だった。

 

ラストラップは久々に家内と二人で「ドヴィチオーゾかませ!」と叫びチエッカー後は喉が潰れた。

 

 

今年度最後の大型案件の仕事で今年は残念ながら行けなっかった。

 

2014年の初もてぎに家内と観に行った昨年はどちらも天候に恵まれ2014年は日焼けする程の暑さだったのを昨日の事の様に思いだす。

 

関西も今週末は下り坂だったが、もてぎは凄まじい雨に祟られセッテイングどころの話ではなかった。気温も上がらず観客も寒さと闘いながらの観戦の様相だった。

 

中上は来季からのステップアップに疑問が残る結果だった。

 

このまま上がって如何なものか?レース後のインタビューの本人の表情が全てを物語っていた。

 

かつてタイトルを取り損ねステップアップした中野(ジャックの奇跡はあったが中野が実質の年間王者と今も思う)や、あの原田でさえトップクラスでは結果的には通用しなかった。

 

監督の岡田氏自身がゼッケン2で無敵のドゥーハンに唯一対抗していた自身と比較しても勝負にならない事を誰よりも痛感している筈だ。

 

遥か昔に隆盛を誇った日本人ライダーの凋落や日本国内における「二輪業界排斥活動」が国内モータースポーツを死滅に追い遣っている現状の中、可能性のある若い世代の台頭は非常に厳しく狭き門だ。

 

四輪はともかく二輪の業界に於ける世界での貢献度を考えれば、如何に日本国内の現状が厳しかろうがドルナからこれ程までに冷遇されるものではない筈だ。

 

仕事でレースに関わっていた頃のスペインはライダーも希有な上に開催レースも僅かで記憶に残るのは正直な所クリヴィーレぐらいだ。

 

日本の様な二輪生産の世界的影響力もない。イタリアなら判るが「何もなかった」国が現在最も影響力を有する。

 

最も「熱狂的」である事に尽きる。それ以上でも以下でもない。

 

然しながら2000年以降の二輪レース界は「マフィア化」したレース体制の中、究極の進化と相反し異常なまでに「排他的」になった。

 

日本の相対的地位は下落しグローアップしたアジアの中に埋没している。

 

「バイクに乗らない/乗らせない」国策が最盛期から30年を経た日本の現状だ。

 

中上をトップクラスにという思いは関わった一人として理解できる。然しながら可能ならヤマハが中須賀を世界に送り出す事の方が優先課題ではないだろうか?昔なら何の不思議もない選択だが…

 

鈴鹿でのレース開催もあの「悲劇」さえ無ければと今も思う。様々な「駆け引き」は考えられるが現体制の「都合優先」以外の何物でもない。国内開発ライダーの方と話をしていた際「鈴鹿でレースでけへんのは単なるイチャモンや」と肩を落とされた。

 

スペインのレース開催数を考えれば、日本国内で2レース開催は不当ではない。

 

東北の震災後にロレンソやロッシが鈴鹿開催を要求したのをドルナは一蹴した。本当に危険なコースならトップクラスのライダーが声を挙げる事は決してない筈だ。

 

F1開催を盾にするなら昔の様にシーズン序盤に開催すれば良い。他国との駆け引きに競り勝たないと四輪のレース界同様に衰退する一途だ。

 

一時期に比すれば様々な要因でサーキットに興味を持つ人々は増加している。

 

関係者は厳しい現状が続く中、粛々と頑張って欲しい。

 

今日のドヴィチオーゾは1999年のノリックとビアッジの死闘を思い出させる素晴らしい走りだった。

 

https://www.youtube.com/watch?v=J6C99q1uwds

 

ドヴィチオーゾの今日の走りは図らずも教えてくれた。現状がどれ程苦しいもので長い道程であろうとも諦めず日々努力を続ければいつの日か必ず報われる日が来るのだと云う事を。 

 

年間タイトルが目前に迫って来た。予想外に白熱した今シーズンも残す所あと三戦。久々のタイトルをドカティが奪取できるか否かはドヴィチオーゾ次第だ。