よく読む雑誌の一つに「中央公論」がある。
その12月号にポピュリズム時代の大学という特集記事が組まれている。
64ページにわたりかなりつっこんだ分析と提言がなされていた。
全体は7つの項目から論じられていた。
① 大学の使命
② トランプ政権下におけるアメリカのアカデミズム
③ ドイツにおけるポピュリズムと大学
④ 大学経営の課題
⑤ 留学生(特に中国から)の現状
⑥ 生成AI利用とどう向き合うべきか
⑦ 日本の大学は危機をチャンスにすべき
私が理解するうえでキーワードになったのが次の点。
*大学の国際ランキングで日本は13位
*日本の文系対理系の割合が7対3と偏っている。
*2025年発表の「外国人留学生在籍状況調査」で33万人。
この数字が多いのか少ないのかよくわからない。
*ユネスコによる報告書に「教育・研究における生成AIの指針」がある。
AI使用を学生に認めるべきか否かの問題がある。
そのほか気になる言葉があったが、読んでみてかなり興味深い内容であった。