現代の秩序のないこの世の中に背を向けて過ごすけど
残念な事に私が生きている事に意味はない
愛せない目の前の不条理を、憎んでばかりの都合のいい道徳を
どうしたら私は戦う事ができるのでしょうか?

政治家に正義も悪もない 誰かの将棋の駒でしかない
この時代を行進していく兵士でしかない

殺人鬼も聖者も凡人も共存していく時代は
触らなくても神は祟ってしまう
誰も救ってくれない時代

良識を重んじてる善人がもはや罪な時代
愛すべきは目のまえの疫病、憎むのは無能なる組織

私は昇りまた落ちてゆく 薄汚い金を握って
決して逆らえない人を踏み台にして 天使のようにまた昇っていく

愛してしまった単調な生活 鏡に映ってる自分自身
憎んでしまった生まれてきた悲劇 飼い慣らされた本質

何かに肩入れして生きていくしかないこの時代
お釈迦様に唾を吐きかけてしまいたくなる行き場の怒り
本心を偽って 昇って落ちていく自分自身

何だってまかり通る世界の 現実に目を向け 事の真相をえぐる

短くとも 私は昇り続けたい