同様に、負荷側が∞Ω(開放)のケースも考えてみよう。

22.同様、5次バタワースの電圧伝達関数は

これを偶関数部分

と奇関数部分


にわけ、これを分子/分母にすると、これも入力から見えるリアクタンス

になる。これを連分数展開する。

分子のほうが次数が低いので、逆数でサセプタンスにして、π型回路として構成する。

 

そうするとさきのT型のリアクタンス有理関数と同じ連分数展開になり、最初の項がコンデンサのサセプタンスになる(以降、抱くタンスとコンデンサが逆の関係で同じ)。

 

それでは22.と23.それぞれのケースのLTspiceシミュレーション回路とシミュレーション結果を以下に示す。

 

 

となり、無事に目的の特性が得られていることがわかる。

 

【参考】22. 電源側がゼロΩのケースの計算方法に戻る

 

24. LCフィルタ設計MATLAB/GNU Octave mファイルに進む

 

LCフィルタ設計のTOPに戻る