前の会社を退職してから、
しばらくぼう然としてしまった、というのが本当かな。
今までいろんな仕事をしてきたんだけど、
その今までの経験を生かせる仕事だったので、
自分の力を出せる仕事だと思って、ほんとに・・・、
全力で仕事をしてたんです。
今は世間が長い不況ですから、いろんなことがあって、
やむを得ず辞めることも有りますよ。
そうです、そういうこともあるんです。
しかし全力で仕事をしていたので・・・、
そのエネルギーのそそぎ先が無くなりましてね。
無念でしたね、本当に。
やってた仕事を最後まで完結出来なかった無念と、
自分の力が及ばなかった無念です。
自分はこんなに必死に働いたのに、
結局はこの結果なのかと、
自分のやって来た事に後悔もしたし、
自分の全力とはこんなに小さいものだったのかと、
がく然としたんです。
だから、ほんとにしばらくは、ぼう然としてました。
ぼう然としてても生活が出来るわけではないので、
ネットの仕事を立ち上げたり、
他のバイトをやってみたり。
いろんなことをしましたよ。
その間、半年くらい時間が経ってしまったんですけどね。
いつになったらこの人は、目が覚めて社会復帰するのかと、
私の守護神様はやきもきしただろうなぁ・・・。
荒療治するしかないと思われたのかな。
バイト先でちょっといやな思いをしましてね。
どんなに頑張って働いても、バイト要員は所詮バイトなんですね。
その働きに評価も何もつかないんですね。
別な意味で無念を感じました。
それが一つのきっかけになって、
ちゃんと仕事をしようと思ったの。
自分の仕事を持ちたいと。
それにはかなりの勇気と努力が必要なのもわかってます。
だから、逃げてたんです。
就活するのが恐くて、逃げてたの・・。
でも、やらないとね。
私がちゃんとしないと周囲の人たちが困るから。
だけど、もうかなりいい年の私なので、
就活は困難だろうし、何の仕事をしたらいいか・・・。
人生最後の就活と思って、
ダメ元で自分の好きだった仕事をしようと思いましてね。
このことを決めた時に、
胸がスーッとしたんです。
自分がしたい仕事は、
どっちかというと若い人がやる仕事かもしれないって思ってたから、
自分はもう出来ないとあきらめてたんだけど、
最後と思ってチャレンジしてみようって決めた時に、
胸がスーッとしました。
きっと自分の想いを自分で閉じ込めていたんですね。
それを解放したんです。
私、貿易の世界に長くいたんです。
だから、同じ仕事をもう一度したくて。
この仕事、好きなんです。
朝、飛び起きてハロワに行って、
これは、と思う会社を数社見つけました。
するとそのうちの一社から、明日、面接に来て、と。
あわてて履歴書買って。
職務経歴書も書かないと。
写真も撮って。
履歴書は間違えたら大変だから、
たくさん買っておこう。
次の日、慣れない初めての土地に行くから、
すごく早く家を出たんです。
お守りを持って。
家にある天照大神とインドの神と、
とにかく神様の全員に祈願をして(苦笑)
面接の場に向かう道中はいろいろありましたよ。
行く先々で、道先案内人が現れましてね、
道に迷ってウロウロする私に声をかけてくれた不思議な人がいたんです。
あの人、本当に人間だったかなぁ・・・って今になって思うの。
それは後日別のページに書きますね。
で、行った先で面接していただいて、
お話をしていたら、
『あなたに決めるよ。』 って。
他にも何人か面接したし、これからも何人か来るんだけど、
あなたに決めるよ、それでいい?って。
ウチの会社でいい?って、逆に聞いて下さって。
そんなことを言っていただけるのは、
これが最初で最後かなぁ。
ありがたくそのお言葉をいただきましたよ。
帰り道に、涙が出ましたね。
感謝の気持ちでいっぱいでした。
路頭に迷うところでしたから。
カバンの中のお守りをギュッと握って、
神様にありがとうと言いました。
新しい仕事の内容は、実は、希望の職種とは違うんですけど、
なぜかハロワの検索にひっかかってきたんです。
似たような仕事ってことなんでしょうね。
偶然と言えば偶然。
しかも、なぜか、その会社に応募しちゃった。
もしかしたら、
偶然と思ってるけど偶然じゃなくて、
自分の潜在意識がそれを選んだんじゃないんでしょうか。
人生って偶然の繰り返しなわけで。
だけど、偶然と思ってることも自分でちゃんと選択してるのかもしれませんね。
私も、面接に神様を総動員したのは初めてです(笑)
藁をもすがる気持ちだったんですね。
大事にします、新しい仕事。
あれだけ神頼みしたんだから、
神に与えられた仕事なんですもん(苦笑)