先日の就職の面接の時に、
普段乗り慣れないバスというものに乗りましてね。
とにかく慣れない交通を使うから、
かなり早めに家を出たんです。
にも関わらず、面接の場所に着いた時はほどほどの時間だったんです。
というのも、
バスの行先を間違えて乗車して、違うところに行ってしまった、というのを、
なんと2回もやっちゃったんです。
今度から運転手さんに行先を確かめて乗りますよ、絶対に。
で、あの日は2度目に違うところに降り立った時は、
ほとんど絶望してました。
どうやって目的地に行けばいいのか、
また関係ないバス停で降りるはめになってしまって、
頭が真っ白になってました。
たまたまバスがたくさん来るバス停だったので、
私の行きたいところに行くバスはないかと探したんです。
バス路線図とか見たり、時刻表みたり。
すると、『お客さん。』 って声をかけてくれた人がいて。
見ると、痩せた感じの男のひとでした。
どうしたんですか?って、私に聞いてくれたんです。
私は訳を話して、どのバスに乗ったらいいか聞いてみたの。
そしたら、3つ後のバスに乗ってくださいって。
とてもバスに詳しい人だったし、私をお客さんと呼んだので、
もしかしたら運転手さんですか?と聞いてみました。
すると、いいえと言ってました。
見た感じスラリとした30代終わりくらいの人で、服装は黒い服で。
そして次々にバスが来て、
その場にいる他のお客さんたちが次々にバスに乗って行ってしまいました。
最後に残ったのは私とその人で、
私が乗るバスが来た時に、これに乗れば大丈夫ですよって、
その人は教えてくれました。
私のバスが走り出した時に振り返って見たら、
その人はもういなかったんです。
私の乗ったバスにも乗って来ませんでした。
あれ・・・?と思いましたけど、
私は面接の場所にちゃんと行けるかが心配で、
その後すぐにその人のことは忘れちゃったんですけど、
不思議な人だったなぁって。